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林昌範 セ・リーグが交流戦で苦戦する原因とは

タグ: , , 2018/5/28

交流戦で順位が大幅に入れ替わる可能性も

 29日からセ・パ交流戦が始まります。05年から始まり今年で14年目ですが、昨年までの通算成績はセ・リーグが872勝に対してパリーグが981勝。勝ち星に驚くほど大きな差があります。パ・リーグは若手の台頭が著しいことを要因に挙げる意見を耳にしますが、セ・リーグもヤクルト・山田選手、DeNA・筒香選手と素晴らしい若手がたくさんいます。私は球場の大きさや特徴が選手の心理状態に影響しているのではないかと思います。

 現役時代に両リーグでプレーしましたが、パ・リーグの打者たちは交流戦が始まる時に「あそこの球場はチャンスですね」、「球場が狭く感じるから思い切り振れるんですよ」とよく話していました。普段は広い球場でプレーしているため、セ・リーグの狭い球場で優位な心理状況で打席に入れるのかもしれません。

 また、セ・リーグの選手たちが神経を使うのがロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムです。私も千葉出身で高校野球からプレーしましたが、マリンスタジアムの特徴である「風」は本当に厄介です。毎回登板する度に風の向き、強さが違いますし、プロの選手でさえも風の流れを読めずにフライを落球することがあります。

 ロッテの選手に聞くと「あの球場で毎日プレーしているんで慣れました」、「マウンドでこの風ならこの変化球が有効だとわかっています」と球場の特徴を把握しています。私も投げていてよくフォークが落ちるなと勘違いしたことを覚えています。変化球の軌道も風に大きく影響されます。左投手たちが「スライダーの曲がり幅がわからない」と話していた時もありました。セ・リーグの選手はマリンスタジアムで試合をする機会が少ないです。細部ですが、こういう部分でも交流戦の成績に影響があるのかなとも思います。

 今年はパ・リーグ王者ソフトバンクがケガ人続出で本来の戦いができていません。交流戦でチームを立て直せるか。セ・リーグ王者の広島は「タナキクマル」を中心にパ・リーグ相手にどんな戦いを見せるか。両リーグとも混戦の中、交流戦で順位が大幅に入れ替わる可能性があるので見どころは多いと思います。


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[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

林 昌範(はやし・まさのり)

1983年9月19日、千葉県船橋市生まれの34歳。市立船橋高から01年ドラフト7巡目で巨人入団。06年には自身最多の62試合に登板するなど主に救援で活躍。08年オフにトレードで日本ハムへ移籍した。11年に退団し、12年からDeNAに加入。昨オフに戦力外通告を受けて現役引退した。通算成績は421試合で22勝26敗22セーブ99ホールド、防御率3・49。186センチ、80キロ。左投左打。家族はフリーアナウンサーの京子夫人と1男1女。

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