close

林昌範 新人のオリックス・田嶋、DeNA・東が「勝てる投手」になれる共通点とは

タグ: , , 2018/6/4

新人が大先輩の打者、外国人に懐を突くことはなかなかできない。

 新人のオリックス・田嶋投手が5勝、DeNA・東投手が4勝と安定した投球で先発ローテーションに定着しています。ドラ1左腕の両投手ですが、投球スタイルは対照的だと思います。田嶋投手は身長182センチの長身で左腕の使い方が独特です。ギリギリまで左腕が体に隠れているので打者はタイミングを取りづらく、直球に差されて変化球に泳がされる。一方の東投手は身長170センチと小柄ですが全身を目一杯使って投げるパワーピッチャー。直球と同じ腕の振りで投げるチェンジアップも効果的で三振の山を築いています。

 両投手が勝てる理由は技術だけではなく、精神的な強さも要因だと思います。2人は右打者、左打者の内角にきっちり直球を投げ込みます。新人が大先輩の打者、外国人に懐を突くことはなかなかできません。私が若手だった時、内角に要求するサインが出ると「当てたらどうしよう」という恐怖心がよぎることがありました。実際に死球を当ててしまい、「このクソガキ!」と相手打者に怒鳴られたこともあります。ただ勝てる投手は内角をきっちり突きます。突かないと打者に踏み込まれて変化球にも対応されるからです。東選手は右打者の内角を突く直球の精度が抜群です。見せ球でもウイニングショットでもきっちり投げ切れるため、これからも勝ち続けると思います。

 3日のオリックス―巨人戦は田嶋投手が6回まで8安打を浴びましたが2失点と試合を作りました。一方の巨人・内海投手も5回1/3で1失点とベテランらしく要所は締めました。新人とベテランの投げ合いでしたが、強気に攻め続ける投球でした。プロを目指す投手たちはこの試合を観て両左腕からお手本として参考になることが多かったのではないでしょうか。田嶋、東の両投手は新人王、2ケタ勝利も十分に狙えますし、チームの中心として期待される素材だと思います。


■編集部からのお知らせ
3月7日に発売の雑誌「CoCoKARAnext」では読売ジャイアンツ・菅野智之投手のインタビューの他、プロ野球選手に学ぶ仕事術などストレスフルな時期を乗り越える情報を掲載。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

林 昌範(はやし・まさのり)

1983年9月19日、千葉県船橋市生まれの34歳。市立船橋高から01年ドラフト7巡目で巨人入団。06年には自身最多の62試合に登板するなど主に救援で活躍。08年オフにトレードで日本ハムへ移籍した。11年に退団し、12年からDeNAに加入。昨オフに戦力外通告を受けて現役引退した。通算成績は421試合で22勝26敗22セーブ99ホールド、防御率3・49。186センチ、80キロ。左投左打。家族はフリーアナウンサーの京子夫人と1男1女。

「アスリート/セレブ」新着記事

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 「小顔サロン be」(東京・六本木)「頭スッキリ」コース CoCoKARAnext読者特典初回クーポン7,800円 【根付いた疲れや眼精疲労に】

人気すぎて予約も取りづらくなっている東京・六本木の「小顔サロン be」がCoCoKARAnext SHOPに登場! 美容、小顔に関心がある女性はもちろん、意外にも少なくないのが一度来た奥様が「頭スッキリするから、仕事のストレスが多いうちの旦那を連れて来よう」と言う方も多く、その旦那さんの方がリピーターになるケースも多いそうです。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム

人気タグ一覧