ソフトB・松田「熱男」の原点、亜大野球部の強さの秘密を語る

タグ: , 2019/2/8

 三年連続の日本一を狙う福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手。CS、日本シリーズでスタメン落ちの屈辱を味わった昨年から巻き返しを図るプロ14年目のベテランに、「熱男」の原点となる大学時代のことを語ってもらった。

 松田選手は双子の兄とともに岐阜の中京高校に進学し、2年生の時に甲子園に出場した。卒業後、双子の兄は名門の社会人野球部に進み、松田選手は亜細亜大学野球部からドラフト1位でソフトバンクに入団。当時の王貞治監督に未来の主軸として期待され、1年目の2006年から開幕スタメン出場を果たしたものの、2ヶ月で2軍落ち。その後は腐ることなく猛練習を重ね、常勝軍団の主力となった。

 そんな松田選手が「あの4年間が今を作っている」と語る大学時代に得たものとは……

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球界最高のモチベーター 松田宣浩(https://cocokara-next.com/feature_archive/nobuhiromatsuda-feature/)

亜細亜伝統の「やりがい」トレーニング


——亜細亜大学を選んだ理由を教えてください
「高校の野球部の監督が亜細亜大学のOBということもあって、高校の時から亜細亜大学の練習に参加させてもらっていた。ちょうど冬休みだったので、強化合宿に参加して毎年クリスマスはずっと大学で練習していました。大学の寮に一緒に住んで、お兄さん達によくしてもらっていたので、亜細亜大学しかないなと思っていました。」

——実際に大学に入学してどうでしたか?
「大学一年の時の四年生がちょうど松坂世代で、木佐貫(洋)さんや横浜高校で松坂さんとバッテリーを組んでいた小山(良男)さんとかドラフト候補の先輩がいて、衝撃でしたね。でもその中で、入学してすぐの春のリーグ戦からサードのレギュラーで使ってもらいました。チームが強かったので春も秋も日本一になることができました。」

——亜細亜大学の野球部ならではの習慣を教えてください
「下級生がグランドの整備をしたり、雑用をするのが、学生スポーツの常だと思いますが、亜細亜大学は逆でした。下級生が先に練習を終えて、上級生が残ってグランドを整備するというのが伝統としてありました。上級生は、後輩が使いやすいグランドに、という後輩を思う気持ちが強くなりましたし、後輩だったころには、先輩に対する感謝が芽生えましたね。」

「あと、大学の時は毎日野球日誌を書いていましたね。書いて気付くこともあるし、見返すこともできる。練習のことはもちろん、本を読んで心に響いた言葉とか、ニュースで気になったことを書いていましたね。書くということは今にも繋がっていて、『今月は何本ホームランを打つ』とか目標を書いています。書くこと、書いたものを目にすることで目標への意識が明確になります。」

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