元広島の木村昇吾 菊池、丸、鈴木誠也から受け取った驚きのプレゼントとは

タグ: , 2018/8/28

砂かぶり席で観戦した木村と18歳以下カンボジア代表の子供たち


 試合前の練習ではバックネット裏の砂かぶり席に入ることが許可され、カンボジアの子たちは食い入るように選手のプレーを見ていました。僕自身も広島に08~15年の8年間所属していたため愛着の強い球団です。(鈴木)誠也が「昇吾さん、クリケットって難しいですか?」と興味を示してくれたり、菊池や丸をはじめとした他の選手たち、緒方監督や広瀬コーチ、玉木コーチをはじめとした首脳陣の方々にも「頑張れよ」と激励の言葉を掛けてもらいました。思いがけないプレゼントも頂きました。試合開始で守備に就く際に選手がスタンドにサインボールを投げ入れるのですが、丸、菊池、誠也がカンボジアの子供たちが座っている席に投げ込んでくれたのです。菊池は正確なコントロールで投げてくれるので僕が取ってしまいましたが(笑)。

 観戦した試合も逆転勝ちしましたが、外から見ていても広島は強いです。打線で「こいつを抑えれば勝てる」というのがなく、個々の選手の能力が非常に高い。代打にも新井さんやバティスタが控えているため、相手は息もつけません。他球団より選手層も厚いですし、今年も間違いなく優勝すると思います。うれしかったのは多くのカープファンの方々に「クリケット頑張ってください」と声を掛けてもらったことです。写真撮影も1時間以上しましたが、温かい方ばかりで激励の言葉に元気を頂きました。広島カープに刺激を受けて僕もクリケットで結果を残せるように頑張ります。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

木村 昇吾(きむら・しょうご)

1980年4月16日、大阪府生まれの37歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。


木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)

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