引退後の野球選手が食事で工夫した事 緒方耕一さん

2017.08.30

1日2食、間隔は7時間 緒方耕一式食事法

緒方耕一さん

 元プロ野球選手の緒方耕一さんが食事で気をつけている事は、1日2食にするということ。その間に7時間くらいあけるという事。

 現役当時はとにかくいっぱい食べていた。そうしないと、どんどん痩せてしまったからだ。現役を引退して、すぐにTBSラジオの仕事が決まり、テレビの仕事も入ってきて、とにかく忙しかったそう。

 「野球を毎日やっていたのがパタッとなくなったら、肥満や不整脈になる。3年くらい摂生すれば、大丈夫。」

とお医者さんにお墨付きをもらう。メディアの仕事が自然と身体をキープしていた。

 「ナイターが終わると家に着くのが22時くらいになり、その後何も食べずに寝て、朝4時起き、7時にテレビの仕事が終わってから、食事をすることが普通だったんです。あまりにも忙しかったので、食事の時間がまともに取れなかったおかげで、肥満にならなかったんですね。時間があり過ぎたら、きっと食べていたと思います。」

と笑った。こういった22時に寝て、早朝4時に起きるサイクルが3年間くらい続いたため、時間的な不摂生はあったが、食事は制限されていたことになる。

仕事がない日、仕事の日 それぞれの生活リズム

 普段の生活では、休みの日であれば朝9時、10時に起きて、11時にブランチ。そして、夕方の17時か18時には晩酌をしながら、21時くらいにはお酒は飲み終えて、23時には就寝。

 解説の仕事がある時は、朝10時くらいに起きて、コーヒー等を飲み、できるだけ遅めの13時、もしくは14時にランチをする。18時に試合開始なので、15時くらいには球場に行く。仕事が終わって家に着くのは22時過ぎ。そこから一時間くらいで食事とお酒を飲み、日が回る前にはすべて終えるようにする。

 食べる量はいっさい決めておらず、美味しく食べられる分だけ食べる。前述のとおり、間に開ける時間だけは気をつけながら。食事の内容もほとんど決め事はなく、パン、ご飯、麺類、肉、魚、野菜など何でも食べる。

 年のうちに数回行く外食では、焼肉、フレンチ、イタリアン、和食というときもあるが、選んでいいときは、居酒屋にするようにしている。肉も魚も野菜もバランスよく食べられるところがいいし、あんまりかしこまっていない雰囲気のところが好みなのだそう。

8月28日(月)発売の「CoCoKARAnext Vol.2」では、緒方耕一さんのお酒の飲み方で気を付けている事、食事で気を付けている事など、詳細記事が掲載されています。

 ※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

緒方耕一 (おがた・こういち)

1968年生まれ、熊本県熊本市出身。読売ジャイアンツでプレーし、2度の盗塁王に輝く。
1998年に現役を引退し、その後は野球解説者として活躍中。

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