入団直後にトミー・ジョン手術…どん底からはい上がった野球人生

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  「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はヤクルト・山本哲哉投手の引退についてお話させて頂きます。


 引退の一報を知ったのは9月30日。朝に携帯のニュースで知ると、本人から「引退を決断しました。ありがとうございました」とすぐに連絡がきました。私はヤクルトのトレーニングコーチに09年オフに入りましたが、同年のドラフト2位で入団したのが山本投手でした。2010年「同期入団」の彼がケガで悩み、闇で日々戦う姿も見てきただけに、「本当にお疲れさまでした」という気持ちで一杯です。

 山本投手はトミー・ジョン手術を2度受けています。1度目は新人の年でした。オープン戦で登板後に右ひじの痛みを訴えて投げられなくなりました。実は入団前から肘の不安を抱えていたそうです。ドラフトで獲得に踏み切ったスカウト、ケガを見抜けなかったトレーナー陣…誰が悪かったのか当時は議論を呼ぶことになりましたが、一番心を痛めていたのは彼本人だったと思います。「哲さん、寮の部屋を真っ暗にして一人でずっと座っています…」と他の選手に聞いた時は言葉が出ませんでした。社会人から即戦力での期待が大きかっただけに、精神的に追い詰められていたのかもしれません。

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林昌範が驚いた 現役引退するDeNA・加賀のプロ意識とは(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/shigerukaga-retirement/)

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