元楽天野球団社長・島田亨さん 疲れやストレスとの向き合い方(前編)

タグ: , , 2017/7/5

楽天野球団、インテリジェンスの立上げ時の疲れとストレスの対処方

  

「普段であれば30秒で書けるメールが5分も掛かっている…」、「絶好調な時であれば、この仕事とっくに終わっているのに…」、「やらなきゃいけない事が山ほどあるけど、疲れ切っていてこれ以上進めない…」といった時ってありますよね?
そんな症状になられている読者の方々に参考例として、今回は株式会社U-NEXTの副社長・島田亨さんのお話をご紹介します。

  

人材会社「インテリジェンス」の創業者で上場も果たし、2004年11月からプロ野球において50年ぶりの新規参入球団の楽天イーグルスの球団社長を務め、当時はパ・リーグ各球団20~40億円の赤字が当たり前と言われる中、初年度から黒字化を果たす偉業を達成。
その後、楽天本社の三木谷浩史社長からその手腕を買われ、楽天グループ数社の社長、また海外展開をする担当役員として代表取締役副社長を務められました。

島田亨さん

  

20代から経営者としてトップを走り抜いてきた島田亨さんのストレスや疲れとの向き合い方とは?

マラソンだと考えて、ペース配分やバランスを取る

― やらなきゃいけない仕事がある。だけど、疲れていて全然仕事が進まない、と言うような時ってありますか?

  

インテリジェンスを起業した頃は全くプライベートの時間がない中、必死に働いていました。
でも、どちらかと言うと「マラソン」でした。「短期的に〇〇をしなくてはいけない」ではなく、マラソンと言うゲームと一緒で、ペース配分を考えて、大変は大変なりに自分でゲームを組み立てる事ができるので、忙しいけどストレスはありませんでした。

 

忙しさで言うと、毎日1時間しか寝られない日も結構あったけど、あくまでも「マラソン」だと考えて、ペース配分を考えながら仕事をしていました。なので、そうじゃない日、休める日も作り、気持ちも、頭も、体も休められる日を作ってバランスを取っていたんだと思います。

  

一番辛かったのは楽天野球団の立ち上げの時ですかね。NPBに2004年11月に参入して、翌年2005年3月下旬の開幕まで4か月しかない状況でした。あと4か月なのに選手が一人もいない、球場はできていない、チケットもスポンサーも売った事ない…(苦笑)
インテリジェンス創業の時と違って、タイムリミットが決まっていて、残されている時間の分母が全然違う。

忙しい時に「疲れたなぁ…」、「休みたいなぁ…」と一瞬でも思うと…

― 1日と言う分子の重みが全く違う。だけど、1日休むと頭も心も体も回復して、また数日頑張れるかもしれない、と言う考えはなかったのですか??

  

休む時間なんてなかった、1日たりとも…。「バランスする」タイミングと言うのが残り4か月の中で一度もない。それこそ、3速ギアしかない車が100㎞でずーっとベタ踏みで走っている感じでしたね(苦笑)。あの時が一番(エンジンオイルが)ドロドロでしたね。

  

― それをどうやって乗り切ったのですか?

  

「そこにたどり着くまで仕方ない」と思って走り切るしかないと思います。そう言う状況の時に、「疲れたなぁ…」、「休みたいなぁ…」と一瞬でも思うと、バランス崩れていたと思います。バランス崩して、取り戻せなくなるくらいガタガタとなったと思います。

  

なので、「MAXハイテンション」でその4か月は乗り切るしかなかったと思います。ただ、これはインテリジェンスの時とは違って、短期間だからこそできたし、短期間にしかお勧めできないやり方です。 あれが、倍の8か月くらいの期間をそのやり方でやっていたら、さすがに倒れていたと思います…(苦笑)

  

島田亨さんのストレスや疲れとの向き合い方、逆境力、課題解決方法が、2017年6月28日発売の「CoCoKARAnext」(全国書店)に更に詳しく掲載。併せてご覧ください。 6月28日発売の雑誌版「CoCoKARAnext」の島田亨さんのインタビュー誌面で、以下の訂正がありましたのでお詫びと訂正を致します。 誤) 株式会社U-NEXST 正) 株式会社U-NEXT 誠に申し訳ありませんでした。

島田亨(しまだ・とおる)さん

1965年3月3日、東京都文京区出身。
東海大学卒業後、1987年4月株式会社リクルート入社。
1989年6月、株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)を創業。
2004年12月には株式会社楽天野球団代表取締役球団社長に就任するなど、実業家として各種企業で経営に携わる。
現在は株式会社U-NEXT副社長。

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