心が弱くなった時 元気になる名曲(新倉瞳)

タグ: , , , , 2017/12/31

 音楽家・アーチストとアスリートは共通点が数多くあり、練習や準備、コンサートは試合に例えられたり、そのパフォーマンス、ストーリーはメディアに取り上げられ、聴衆・ファンに様々な感動をもたらします。アーチストもスポーツ選手に力をもらうことがあるといいます。

 チェリストの新倉瞳さんはデビュー10年を経過し、ホテルオークラ賞を受賞するなどスイス、日本を中心に多くのオーディエンスから称賛を集めている。そんな新倉さんに、ココロがつらくなった時、元気が出るようなクラシックの名曲を選んでもらった。

新倉 哀しみに浸れる曲も私は個人的に好きなのですが、自分の感覚として、つらくて悲しいときにはバイオリンの音は聞きたくないんですよ。ちょっと強いので…。その点、ギターとかチェロは耳にカーンと来ないので、オススメです。例えばギターが奏でる三連音符って、ソフトタッチをしてもらっている感じにもなります。「アルハンブラの想い出」は、癒やされる音楽だと思います。

 チェロでいうと歌も入る、ビアロボスのブラジル風バッハがいいですし、あとはピアソラも素敵ですよね。

 病気の方で、私のチェロを聴いて元気になったと伝えて下さる方は、やはり元気な曲に元気をもらうみたいです。ハンガリアンラプソディというチェロの割には派手な曲があって、ちょっとジプシー風なんですが、それを聴いていただいて、元気になったという声も寄せられています。うれしいですね。

 あとはやっぱり、オーケストラの曲って元気になりますね。王道ですが「第九」はみんな元気になります。決して味わえない、壮大感を体感できるじゃないですか。オーケストラの中にいる時って、やっぱり幸せですからね。笑いがこみ上げてしまうような感じです。ぜひ、オーケストラの中にいる気持ちで聴いてみて下さいね。

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〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

新倉 瞳(にいくら・ひとみ)さん

1985年、東京都生まれ。幼少期を米国とドイツで過ごす。8歳よりチェロを始め、桐朋学園大音楽学部を首席で卒業。スイス留学後はバーゼル音楽院修士課程を最高点で修了。06年には「鳥の歌」をリリースし、CDデビュー。14年からはスイスでクレズマーバンドのメンバーとしても活躍中。17年2月には第18回ホテルオークラ音楽賞を受賞。

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