コロナ禍で来季のF1開催カレンダーから外れたグランプリは?「プロモーターもウイルスに対する前向きな対応が必要」

タグ: , 2020/11/13

 国際自動車連盟は11日、来季のF1暫定日程を発表。史上最多の全23戦で開催することが明らかになり、今年は中止となった日本GP(三重・鈴鹿)も第18戦として盛り込まれた。

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昨年にベトナムで開催されたレッドブル主催のデモランイベント((c)RedBull Content Pool)


 その一方で新型コロナウイルスの影響も重なって、開催カレンダーから外れたグランプリがある。ベトナムGPだ。草案では4月28日に組まれていたが、今回の発表では未定になった。

 理由については明らかになっていないが、英国の報道では、誘致活動の中心を担った8月にハノイ市人民委員会のグエン・ドゥク・チュン主席が国家機密情報漏洩の容疑で逮捕された影響で、中止に追い込まれたという。

 当初は今季のカレンダーに盛り込まれ、ハノイ市内での市街地レースとして初開催される予定だったが、コロナ禍で次々とグランプリ中止が相次ぎ、国内でコロナの影響が少なかったベトナムGPも実施に至らなかった。

 F1運営会社は全23戦を維持する方針で、今季の代替グランプリとなったポルトガルGPのアルガルベ、エミリアロマーニャGPの伊イモラ、トルコGPのイスタンブールが候補に挙がっているという。





 このほか今年は中止となったオランダGPもカレンダーに加わり、新グランプリとしてサウジアラビアGPの開催も決定。中東ではバーレーン、アブダビ(アラブ首長国連邦)と3カ国でF1が実施される。

 F1運営会社のチェース・キャリー最高経営責任者は「われわれは安全な転戦とレース運営をしていることを証明してきた。プロモーターもウイルスに対する前向きな対応が必要だとさらに認識している。多くのホスト国がわれわれのイベントを世界を前に進めるプラットフォームとして利用したいと実際に考えている」とコメントした。

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