運命のいたずらか センバツで嫌でも注目を集めてしまう問題の対戦が実現へ

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 事実は小説より奇なりという。春のセンバツの組み合わせ抽選会が4日、オンラインで行われた。大会前から異例のサプライズ選出などを巡ってかまびすしい今大会だが、皮肉にも1回戦の組み合わせから悪い意味で注目を集めそうな顔合わせが登場した。

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 大会第4日の3月21日、第3試合。福島県の只見と、岐阜県の大垣日大の一戦が組まれた。どちらも色々な意味で注目を集める出場校だった。

 大垣日大は77歳の名将、阪口慶三監督をして「まさか選ばれるとは」と驚きを隠せない選出だった。東海地区4強ながら、準優勝した聖隷クリストファーを抑えての出場。聖隷クリストファーに関しては出場が確実視されていたにも関わらず落選したことで、署名活動まで盛り上がったほど多くの議論を呼んだ。

 対する只見は21世紀枠での出場。部員わずか15人で、日本有数の豪雪地帯として知られる。奥会津の只見町は生活に支障が出る特別豪雪地帯に指定されているほど。昨秋の福島大会は、ベスト8止まり。日々の練習にも苦労する豪雪地帯の高校は、感動を呼びやすいからなのか、同枠で選出されやすい傾向が指摘されている。

 21世紀枠の候補校の中でも、只見の選出を予想する声は少数だった。仮にセンバツの試合で大敗することがあれば、21世紀枠の存在自体にこれまで以上の疑問符が付けられてしまう。





 その只見と、大垣日大がぶつかる。世間を騒がせた1月下旬の選考委員会において、選考委員は大垣日大と聖隷クリストファーの差を「個人の力量に勝る」と語った。静岡高、享栄高を破った戦いぶりを評価し「投手の安定感があり、守りからリズムをつくり、総合力の高いチーム」と評した。本番で勝てるチームを選んだ、という主張で、初戦敗退だけは避けてもらいたいというのが本音だろう。

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