岩村明憲が“打者・大谷”の現状を分析!好不調のバロメーターは「良い時はボールの内側を叩ける。悪いときは…」

タグ: , , , 2022/6/15

徐々にトップフォームに近づきつつある大谷。岩村氏は「良い方向に向かっていると思います」と太鼓判を押した。(C)Getty Images

 今季も二刀流として活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。投手としてここまで10試合に登板し、4勝4敗、防御率3.64。打者としては日本時間6月13日時点で60試合に出場し、打率.255、13本塁打、37打点をマークしている。エンゼルスの14連敗中にはバッティングに苦しむ姿も見せた大谷だったが、12日には13号本塁打を放つなど、徐々に復調の兆しを見せている。

【動画】岩村氏が復調の証だと語った大谷翔平のセンター左へのホームランの映像

 最近の“打者・大谷”について、元メジャーリーガーで現在は独立リーグの福島レッドホープスで球団社長・監督として活躍する岩村明憲氏は、「以前よりも良い方向に向かっていると思います。センターまたは逆方向にヒット、ホームランが出るようになりましたからね」と太鼓判を押した。

また、同氏は大谷の調子の“バロメーター”について「大谷選手が調子の良いときは、バットがボールの内側を叩けているとき。逆に調子が悪い時は、ボールの一番遠いところを叩いていて、そうなるとあまり良い結果には繋がらない。彼は元々、センターから反対方向に打球を飛ばす特徴を持った選手だけに、力んでしまうとボールの外側を叩いてしまいます。今はそういったところが見られないので、調子は悪くないと思います」と語っている。

 球団ワースト記録の14連敗を喫するなど、不振に苦しんでいるエンゼルス。復調気配を漂わせる大谷は、チームを救うことができるだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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