日本一ソフトバンクと世界一侍ジャパン両監督の「神采配」が称賛!最大の共通点は・・・

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 プロ野球のMVPや新人王など各賞を表彰する「NPBアワード2019」が26日に行われ、今シーズンの全日程が終了した。振り返ると、記憶に新しいのは3年連続日本一となったソフトバンクの強さと、侍ジャパンのプレミア12世界一。いずれも短期決戦で、試合の悪い流れを変えて見せた監督の「神采配」が称賛された。最大の共通点は「スーパースターの取捨」にあった。

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ソフトバンク工藤監督の神采配


 リーグ2位から日本一を目指したソフトバンク工藤公康監督(56)は、采配が当たりまくった。クライマックスシリーズ(CS)楽天戦では、今季30本塁打の松田をスタメンから外した。松田は中心選手としてだけでなく、チームを鼓舞する唯一無二のムードメーカー。さらにCSファイナル西武戦の初戦では、1点をリードされていた8回2死一、三塁の場面、内川に代打・長谷川を送り、成功させた。長谷川の同点打から、逆転劇へとつながった。

 「内川への代打」は、セオリーの上をいく勝負手だった。内川といえば「短期決戦の鬼」。直前の楽天とのCSでも決勝打を含む2本塁打を放ち「CS男」としても知られている。WBCなどの国際大会でも結果を出し、ベテランになったとはいえ、内川以上に勝負強い選手を探す方が難しい。それでも工藤監督は「タイミングが合っていなかった。後悔したくなかった」。勢いづいたチームは4連勝でCSを突破し、日本シリーズでも巨人に4連勝と圧倒した。

 CSで相対した西武辻監督の姿勢は対照的だった。松田を外した工藤采配に「俺だったら、ああいうことはできない。さんぺい(中村剛也)を外すとかできないよ。今年の松田は頑張っていたしね」。選手の思いをくめばくむほど情がわき、思い切った決断はできなくなる。打ち勝つ野球でリーグ連覇したスタイルを信じ「うちは奇策はできない。シーズンと同じ戦い方」とあえて短期決戦に固執しなかった。横綱相撲で挑んだ辻西武は、結果的に2年連続で日本シリーズ前に敗退した。

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