巨・ヤ・阪の「混セ」勝負の1週間!見どころ「3つのポイント」とは

タグ: , 2021/8/31

 ペナントレース争いがいよいよ佳境に突入する。セ・リーグは首位・巨人を中心に2位のヤクルト、3位の阪神が勝率2厘差以内にひしめく大混戦。巨人は今日31日からヤクルト、阪神との6連戦を控える。どのチームも頭1つ抜け出そうと必死だ。


 
 まず1番目の見どころは「本塁打王争いを繰り広げる巨人・岡本とヤクルト・村上の若武者対決」だ。

 現在トップは岡本の32本、それを1本差で追うのが村上だ(30日現在)。東京五輪明け最初の対戦となった17~18日の試合では、村上は2試合連続ホームラン(27、28号)を放っており、岡本も負けじと17日の試合は本塁打をマーク(29号)。村上は常々「チームを勝たせる打撃をしたい」とも話しており、ライバルの目前でアーチをかけられるか、注目が集まる。

 2番目の見どころは「ピッチャー対決」。

 ヤクルトは大事な6連戦初戦となる31日の巨人戦に新型コロナ陽性反応後、チームを離脱していた小川を先発させる。今季は開幕投手を務め、前半戦14試合に登板して7勝3敗。対する巨人はここまで7勝と最近好調なメルセデスだけに約2か月ぶりの一軍マウンドで、チームを鼓舞する投球を見せたいところ。

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 一方の巨人は先発投手陣を再編成して中5日と、いよいよ特攻モードに突入。

 そんな中で不安材料としてささやかれているのは「やはりエース・菅野の状態でしょう。復帰戦となった26日の広島戦では初回に2発浴びるなど、安定感を欠いた。この時期になったら痛いのかゆいのいってられないが、中5日など先発が登板間隔を詰めざるをえない中でしっかり結果を残せるかが、カギとなりそうです」(球界関係者)。6連戦2戦目に予定されている、菅野の投球にも注視したい。

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