「イメージがすごい」“違い”を見せた鎌田大地に小野伸二も感心!パラグアイ戦の4-1快勝に大貢献

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堂安のクロスに頭で合わせて2点目を挙げた鎌田は、このゴールシーン以外でも見せ場を作った。(C)Getty Images

 11月のワールドカップに向けて、“気持ち良いリスタート”が切れたと言えそうだ。

 森保一監督率いる日本代表は6月2日、キリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦。ワールドカップ予選突破後の初めての強化試合で、南米の強豪に4-1で勝利を収めた。

【動画】違いを見せた鎌田大地!堂安のクロスに頭で合わせたゴールシーンをチェック

 代表初選出の伊藤洋輝を左サイドバックで使い、昨年11月以来の代表復帰となった鎌田大地をインサイドハーフで先発させるなど、ワールドカップ予選から大きくメンバーを入れ替えて挑んだこの試合は、新たなオプション探しや選手の再発掘といったテスト色の濃いものだった。

 そんななか、日本代表は前半から押し気味に試合を進める。36分に原口元気のスルーパスに抜け出した浅野拓磨が、GKとの1対1を制して先制すると、42分には鎌田が堂安律のクロスに頭で合わせて追加点を挙げた。

2点をリードした日本代表は、後半頭から遠藤航→板倉滉、浅野→前田大然、吉田麻也→中山雄太と3人を投入。追加点を狙っていきたいところだったが、ペースを上げてきたパラグアイにボールを支配されるシーンが増え、日本DFのパスミスをきっかけに59分に失点を食らってしまう。しかし、直後の60分にチャンスを作り、原口のラストパスを受けた三苫薫のループシュートで3点目。さらに交代出場の田中碧が85分にミドルを沈め、パラグアイの息の根を止めた。

 終盤は日本の運動が落ちてミスが増え、残り20分で登場した久保建英も見せ場を作れなかったのは気がかりだが、一方で90分間に渡って攻撃を牽引した鎌田の存在は、明らかな上積みだろう。フジテレビで解説を務めた元日本代表の小野伸二も「素晴らしいの一言」と語り、鎌田がゴール前でDFを巧みにかわしてシュートを放った83分のシーンでは、「イメージがすごい」と感心した様子だった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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