ロッテ・鈴木大地が両親から言われ続け、プロ野球選手になれた言葉とは?

タグ: , 2019/6/3

 「元気」。千葉ロッテマリーンズで今シーズンより選手会長を務める鈴木大地内野手がもっとも大事にしている言葉であり、ポリシーだ。辛い時もある。悔しい時もある。思い通りにいかない時もある。それでも元気を出す。両親から口酸っぱく言われ続けてきた言葉だ。

(c)千葉ロッテマリーンズ


 「小学校の時にピッチャーをやっていて打たれて泣いていた時に親から『元気を出してやりなさい』と怒られたのをよく覚えています。そこから今に至るまで大事にしています。やると決めたからには元気を出して楽しんでやる。そういう気持ちです」

 鈴木はそう言って遠い昔を振り返った。思い返せば親から「勉強をしなさい」と言われた記憶はない。野球においても「もっと頑張りなさい」、「練習をしなさい」と言われた事もない。言われ続けたのは「とにかく元気を出しなさい」という事だけだった。幼い時から教えられ続けてきた事を中学、高校、大学、そしてプロと階段を昇る過程で実践し続けてきた。かくして今の誰もが認めるいつも元気な姿を見せる背番号「7」の姿となった。

 「自分は特別、体も大きくもなくて肩も決して強くない。足も速くない。打撃もめちゃくちゃいいというわけではなかった。そんな自分が野球で目立てるのは元気の良さでした。それはずっと意識しています。ありがたいことにアマチュアの時も、プロに入ってからも鈴木大地という選手のイメージとして『元気を出している選手』というのがあって、自分の評価になっている。自分の人生のプラスになってくれていて、前に進めてくれている」

 東洋大学時代の監督で恩師である高橋昭雄氏からも元気であることを高く評価してもらった。プロに入ってからも13年に就任し17年まで千葉ロッテマリーンズの監督を務めた伊東勤現中日ドラゴンズヘッドコーチからもハツラツとプレーをするスタイル、しっかりと声を出しチームを引っ張る姿を見出されキャプテンに任命された。すべては小学校時の両親の教えが原点だ。

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