ヤクルト村上にあって日本ハム清宮にない「決定的な違い」

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 ヤクルトが強い。データでは、6月で2位以下に10ゲーム差をつけたチームの優勝確率は100%。リーグ連覇へ独走するチームの象徴が、若き主砲・村上宗隆(22)だ。25日まで全70試合で4番を任され、25本塁打(1位)、68打点(1位)、打率.316(2位)と、令和初の3冠王まで見える好調ぶりだ。

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 同じ左打ち高卒5年目で、よく比較対象にされるのが、17年ドラフト1位同期入団の日本ハム清宮幸太郎(23)。高校最多111本塁打の記録を持つ未完の大器は、今季出場62試合で打率.243、17打点、プロ最多タイ7本塁打。新庄監督があの手この手で刺激し、覚醒を促しているものの開花できず、チームも最下位と対照的。球界を代表する強打者に成長した村上とは、プロに入って立場が逆転した。

 2人の間には、成績だけで計れない決定的な違いかある。

 プロ3年目から4番に座る村上は、24日巨人戦でアレックス・ラミレスの持つ331試合連続4番スタメンの球団記録を更新した。祝砲とばかりに前夜と合わせて2戦4発11打点と打ちまくり、手がつけられなかった。ちょうど同じ日、清宮は胃腸炎でソフトバンク戦の試合前に早退し、30試合ぶりに欠場。「なんか、おなか痛~いって」と拍子抜けしたように病状を説明する新庄監督には、落胆の色がにじんだ。





 村上の4番連続試合出場は、実力もさることながら、多少のアクシデントでも休まない体のタフさがある。ふてぶてしいほどの落ち着きで、先輩にも関係なくゲキを飛ばし、肝が座っている。一方、おっとり型の性格で知られる清宮。ミスした時には心配そうな顔でベンチを見つめ、自信のなさが散見される。プロ1年目のオープン戦では腹膜炎で入院するなど、もともと胃腸系に弱いか、あるいは神経が繊細なのかもしれない。

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