今年のドラフト会議は大荒れの予感?!夏の甲子園大会中止、ペナントレース延期によるプロ球団側の思惑は・・・

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 ついに夏までも、聖地に球音が響くことはなかった。日本高校野球連盟は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8月の第102回全国選手権大会の中止を発表した。春のセンバツに続き、夏の選手権も消滅。史上初めて「甲子園」が2大会連続中止となり、今秋のドラフト会議は厳選指名が避けられない、ともっぱらだ。

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 高校野球に限らず、大学野球、社会人野球といったアマチュア野球は、主要大会やリーグがことごとく中止に追い込まれている。プロ野球12球団は昨年までの公式戦などを基に独自のドラフト候補リストを作成。それをシーズンごとの主要大会での実戦チェックを経て、更新していく。その作業がままならなくなっている。


 高校球児の今年のドラフト戦線は2本柱という考え方が一般的だった。150kmに迫る速球を武器とする右の本格派である明石商・中森俊介と、中京大中京・高橋宏斗の2人である。中森は昨年の春夏と2大会連続で甲子園ベスト4に導いた。高橋は昨秋の明治神宮大会でエースとして優勝に大きく貢献した。

 この両右腕ら、上位指名候補の評価は揺るがない。難しいのは中位から下位で指名する大器晩成型の将来枠だ。現時点での完成度は低いが、将来性は高く映る選手。筋力は劣るが、数年かけて体をつければ見違えるパフォーマンスを発揮できる逸材。そうしたスカウト陣の腕の見せ所である原石は、現場視察でしか見いだせない。その機会が実戦、練習とも失われているのだ。

 受け入れるプロ球団側の事情もある。今年のドラフト会議は11月5日に予定されている。通常ならばドラフト会議前には第1次戦力外通告が行われる。そこでクビになった選手の人数やポジションに合わせて、指名選手数やポジションを、リストやドラフト会議の進行と合わせて吟味する。想定以上に指名人数が増えたり、欲しい選手が他球団に指名されず残っていたために陣容的にポジションが被ることが多いようだと、その後の第2次戦力外通告で再び人員整理する。

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