それでも巨人はBクラス 球界OBから指摘される 優勝候補にはあげられない「理由」

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(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 12球団のオープン戦全日程が26日、終了。巨人は最終戦となった26日の楽天戦(東京ドーム)に3-1と勝利。WBCの激闘を終えた岡本和真が4番に座り、2023年型オーダーの形も見えてきたが目指す優勝には困難も予想されている。

 試合では、WBCでも存在感を示した岡本和が帰国後初戦となる試合の初打席で左前打をマーク。力強い打球で順調な再始動をアピールした。

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 この日はオープン戦を通じて模索してきた、打線の形もはっきりと見えた。チームの顔ともいえるリードオフマンの1番には現役ドラフトで楽天から加入したオコエ瑠偉、2番・吉川尚輝、3番・丸佳浩、4番に岡本和、5番・中田翔、6番に新外国人のブリンソン、7番に坂本勇人、8番は捕手の大城卓三が入った。

 オープン戦を通じて不振が心配されていた坂本は2回一死一、二塁の好機にバニュエロスの高め直球を振りぬき、先制の適時二塁打をマーク。塁上でも喜びを現した。

 7番に坂本、8番に大城と一発もある強打者が並ぶことで超攻撃型オーダーが実現。3季ぶりのV奪回へ視界良好といきたいところだが、依然、巨人に関しては低評価が続いている。

 26日放送の「スポーツ酒場 語り亭」(NHK BS1)では「2023プロ野球開幕スペシャル」と名づけて、今季の各球団のキーマンを取り上げるなど、ペナントレース予想を展開。出演した野球解説者の五十嵐亮太氏、武田一浩氏、真中満氏、達川光男氏が独自の視点でセ・パ両リーグの優勝予想を行った。

 セ・リーグで優勝予想が1番多かったのは連覇を果たしているすヤクルト。WBCにも出場した村上宗隆を含め、トリプルスリー男の山田哲人が復調すれば、打線に厚みが出るという声が上がった。

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