「平日・日本代表/週末・Bリーグ」を兼務する比江島のココロとカラダ

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バスケ・B首位チーム&日本代表エースのメンタル

 「日本人で一番NBAに近い男」と言われ、NBAファンの間でも一目置かれている日本バスケットボール界のエース、比江島慎。平日は日本代表での練習に参加し、週末は所属するシーホース三河でBリーグの試合に出場と、二つのチームで活躍を続けている彼は、日々肉体的な負担はもちろんのこと、精神的にもギリギリのところで戦っている。メンバーもプレースタイルも違う二つのチームを行き来しているわけだが、どのようにして心の整理をしているのか。

「(二つのチームに所属することによる)切り替えは正直難しいです。けど、両方やることによるモチベーションは高いです。Bリーグだったら優勝をモチベーションにしているし、日本代表においてもW杯にせよ、オリンピックにせよ、どちらも出場に向けて崖っぷちではあるので、そういった部分でのやりがいは感じます。体はしんどいですけど、代表をやることがモチベーションにもなっていますしね。どちらにしても、両方で自分のやるべきことを全うしています。」

うまくいくまでやる

 日々ギリギリの戦いを強いられているなかで、モチベーションを高めるスイッチというものはどこに存在するのかを聞いてみた。

 「日本代表においてもそうですけど、Bリーグにおいても一試合も負けられないので、そこでやるしかないと思ってモチベーションに高めています。」

 そんななかでも、日々うまくいかない事や行き詰ってしまう事もあるだろう。これはアスリートに関わらず全社会人に対して言えることだと思うが、そんな状況に当たった時彼はどうしているのか。答えはシンプルだった。

 「とにかくうまく行くまでやります」

 所属するシーホース三河のBリーグ制覇、更には日本代表のW杯、オリンピック出場へ 向け、今や比江島慎という男の存在は欠かせないだろう。今後もこの目標をモチベーションに、彼のさらなる活躍を期待したい。

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

比江島 慎(ひえじま・まこと)

1990年8月11日生まれ、福岡県出身。190㎝/88kg。福岡市立百道中学、京都・洛南高校を経て青山学院大学。青学大では2年連続インカレ制覇を達成し、2013年からアイシン三河(現・シーホース三河)へ入団。切れのあるドライブを武器にルーキーイヤーから活躍。2015年のリーグ制覇に貢献。Bリーグ初年度の昨年は、セミファイナルの延長戦残り30秒からの逆転負けを喫し、今シーズンは雪辱に燃える。日本代表でもエースとして活躍中。

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