巨人OBのデーブ大久保氏 エース菅野に求めるのは「良いピッチング」ではなく・・・

タグ: , , , , 2021/10/12

 いよいよペナントレースも終盤。10月に入っても好調なヤクルトが最後までぶっちぎるのか。それとも2位の阪神が最後、意地を示すのか。そして大失速となっている巨人の浮上はあるのか。三者三様の上位チームの戦いに各チームのファンも興味津々だが、現役時代は西武、巨人で活躍、また引退後は楽天の監督も務めた野球評論家のデーブ大久保氏はまず巨人が今後立て直すためのポイントに、エース・菅野と4番・岡本和の完全復活を挙げる。

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 菅野に関してはコンディション不良で前半戦だけで登録抹消を4度も繰り返すなど、今季は苦しいシーズンとなっている。それでも菅野に関しては「良いピッチング」ではなく「勝たなくてはいけない」と勝ち星をとにかく求める。それはエースゆえ。後半戦から本格稼働となった右腕は9月1日のヤクルト戦で復帰勝利を飾った後は、12日の広島戦、19日の阪神戦で勝ち星を積み重ねたが、同25日の阪神戦で黒星を喫して以来、ここ最近は勝ち星から見放されている。打線の不振、中5日の影響なども指摘されているが、チームの不振のときこそ、ナインの背中を押す、勝利をがむしゃらに求めるピッチングが必要だと説く。

 一方の4番・岡本和も苦しんでいる。最近は持ち味の本塁打も15試合連続出ていないなど(12日現在)、打撃不振に陥っている。それでも原監督は岡本を「4番・三塁」から外さない。それほどまで指揮官が信頼を寄せているとあって、若武者の奮起を期待する。





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