「ヌートバーシフトもある」球界OBが指摘するイタリア代表の「不気味さ」【侍ジャパン】

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(C)Getty Images

 1次ラウンドを無傷の4連勝とした侍ジャパン。16日に行われる準々決勝の相手はイタリアだ。

 まず先発メンバーで目を引くのは、エンゼルス・大谷の同僚で知られるデビッド・フレッチャー。コンパクトなスイングで確実にボールを捉えていく技術に加えて、守備の堅さも知られている。 

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 ほかにも打者ではロペス(ロイヤルズ)が打率5割と好調。ここまで4試合で本塁打なしの打線だが、台湾の台中で行われた1次リーグでは、強敵キューバとオランダを撃破。波に乗ると止まらない打線も脅威となる。

 投手陣では大リーグ通算50勝のハービー、カージナルスで主力投手のパランテ(カージナルス)など、投手陣も充実している。

 選手の多くがメジャーリーグ経験者であり、投打にわたって安定した力を誇ることで日本にとっても手ごわい相手となりそうだが、そんなイタリアの戦いぶりについて、13日朝の情報番組「グッド!モーニング」(テレビ朝日系列)に出演した野球解説者の里崎智也氏は「ヌートバー大谷シフトをしいてくる」と言及した。

 イタリア代表のピアザ監督はドジャース時代は野茂英雄氏とバッテリーを組んだことで日本の野球ファンの間でもおなじみの存在だ。一方捕手出身とあって、緻密なデータ分析を得意とする。1次リーグでも細かく守備シフトを敷いて、勝ち上がってきたことを番組では取り上げた上で「キャッチャーなのでデータをしっかり入れて戦ってくるでしょう」(里崎氏)。ヌートバーに関してはここまで打球がセンターからライト方向に集中していることを受け、右寄りに守備シフトを敷いてくる可能性があることを指摘した。

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