「いい方向に向くと思う」１軍打撃コーチに就任する和田一浩氏に球界ＯＢが期待すること 就任会見で見えた「優秀なコーチ」の素質とは
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和田コーチが就任会見で「理想は”教えない”こと」と語った意図とは何なのか？
１２月１４日、中日ＯＢで来季から１軍打撃コーチに就任する和田一浩氏が、名古屋市内の球団事務所で契約し、就任会見を行った。
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５年ぶりの最下位に沈んだ今季の中日は、得点数、チーム本塁打数はともにリーグ最下位と、貧打に泣いた。強力打線形成に向け、通算打率３割３厘、２０５０安打、３１９本塁打の実績を持つ和田氏を1軍打撃コーチとして招聘した。
横浜や日ハムでプレーし、日本代表でもコーチ経験のある野球解説者の高木豊氏は、１６日までに自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新し、和田打撃コーチについて言及した。
高木氏は、「ベンちゃん（和田氏）は人柄がいい」と、アテネオリンピックでともに戦った和田コーチの人間性を明かし、「アベレージも残せて、ホームランも打てるバッターだった」と、選手としての印象も話した。そんな和田氏が中日の打撃コーチに就任することについては、「ＯＢというのは、愛情が違うんだよね。チームをなんとかして底上げしたい。この選手をなんとかしたい、という気持ちになる。だから、（中日は）いい方向に向くと思うけどね」と、高木氏は期待を語った。
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