“日本の大砲”岡本和真のポスティング動向に韓国注目 「巨人の決断が問われる」球団の対応にも関心
岡本は今オフに海を渡るのか(C)産経新聞社
今オフも、メジャー挑戦が囁かれる日本人選手の話題が国内外で報じられ、その中でポスティング移籍が有力視されている1人が巨人の岡本和真だ。すでにチームはクライマックスシリーズ(CS)敗退が決定していることから、岡本の去就が大きな注目を集めている。
【動画】この圧巻のパワー!岡本がバウアーから2打席連続弾を放ったシーン
今季は左肘の負傷により、69試合出場にとどまったものの、打率.327、15本塁打、49打点の数字を残し、主砲としてチームのCS進出に貢献。かねてよりメジャー移籍への意欲も示してきており、プロ11年目のシーズンオフを迎え、米国内でもその名前がマスコミを賑わしており、岡本が夢の実現へ踏み出すとの見方が強まっている。
長年、巨人を支えてきた29歳の動向に関心を寄せるのは当然、日米メディアだけではない。韓国の『スポーツ朝鮮』も10月19日の特集記事において、岡本のメジャー移籍を考察している。
同メディアは、「2015年ドラフト1位入団、11シーズンで248本塁打、ホームラン王3度。実績は十分」とこれまでのキャリアを振り返るとともに、メジャー移籍の可能性に言及。「ただし、岡本がメジャーに行くには、球団の許可を得てポスティングシステムを利用しなければならない。海外FA権を取得して自由に移籍するには、あと1年プレーする必要がある」などと指摘する。
その上で、「ここで巨人の球団としての決断が問われる。あと1年チームにとどめ、無償で送り出すのか、それとも選手の夢を後押ししつつ、ポスティング料を得るのか」と投げかけながら、移籍となったケースを想定し、「毎年優勝を掲げる球団として、岡本の代わりとなる4番の確保が必要になる」と見込んでいる。






