錦織圭、今年振り返りと20代最後のシーズンに向けて一問一答

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2019シーズン最初のグランドスラムとなる「全豪オープンテニス」が2019年1月14日(月・祝)開幕!
トップ10返り咲きを果たし、悲願のグランドスラム初制覇を狙う錦織圭にWOWOWがインタビュー!

 20代最後のシーズンとなる錦織圭にとって、2019年は「勝負の年」。ケガからの復帰だった2018年とは違い、トップ10内からスタートする2019年は、彼にとって上を目指す一年になる。

2019年1月14日に開幕するシーズン最初のグランドスラム「全豪オープンテニス」に向けて、拠点のフロリダで練習を行う錦織圭にWOWOWがインタビューを行った。

(c)GettyImages

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Q:錦織選手にとって2018年はどんな一年でしたか?
「体感的には、すごく長い一年でした。色々な事があった一年で、初めは特に苦戦したほぼ半年間でしたし、それを乗り越えられた後半でした。いつもよりアップダウンもあり、闘うことも多かったので、色々な事を経験できた一年だったのかなと思います」

Q:乗り越えられたのは何が要因だったのでしょう?
「トップ10に戻りたい気持ちなど、テニスができる幸せも今年は多く感じました。半年間休み、テニスから離れた時期を長く感じたので、テニスが100%できるという楽しさと言うのは改めて感じることができ、逆に良い休みになりました。今までずっと続けて前線でやってきた中で、ある意味いい休養も取れたので、またテニスが楽しくプレーできています」

Q:ケガを乗り越えて、今年得たものはありますか?
「色々ありますね。ケガのおかげでまた色々な事と対面して、乗り越えていく力もできてきました。難しい一年ではありましたが、ケガをしたことによって得られた強さだったり、サーブを変えるきっかけになったり、トレーニングも新たに取り組めたり、ケガのおかげで出会えたこともたくさんあったので、良いキッカケにできたと思います」

Q:ファイナルズまで行けたことについて自分自身の感想はいかがですか?
「最初の頃は、どこまで戻ってこられるか、なかなか先が見えなかったので、不安がいっぱいでした。特に1試合目は、宙に浮いているような散々な結果だったのでテニスはあまり良くなかったです。でも、そこから少しずつ自分の調子も戻していけて、まずはモンテカルロで準優勝して、そこから自信が徐々につき始めました。本当に今年は少しずつでしたね。ちょっとずつの自信だったり経験値だったりが、階段を上っていくように取り戻していけたので、体感的に長い道のりだったと感じました」

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