日ハム・近藤が「監督手形」を捨ててまで「得たいもの」とは

タグ: , , , , 2022/10/25

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 FA戦線の目玉の一人、日本ハム近藤健介外野手(29)が悩める胸中を明かしている。

 23日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で練習後、取材に応じた近藤は保有している海外FA権について「いろいろ考えています」と話した。

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 かねてから新庄剛志監督も残留を熱望していることもあり、21日には自身のインスタグラムに「次はエスコンフィールド(新球場)で近藤君と一緒に野球が出来る様に全力で願い続けます」とラブコールを送っていた。

 この点に関しては「もちろんそう言ってもらえるのはありがたいですし、11年こうやってやってきたことの評価だと思います。そういう意味では率直にありがたいうれしい言葉だなと思いました」と感謝の気持ちを示した。

 すでに球団とも交渉を進めており、慰留の言葉があったとした上で、悩める心中も明かした。

 「どういう評価をしていただけているというのは気になりますし、イチ選手として、(他球団から)どういう評価なのかというのは聞いてみたい部分はあります」と他球団の評価を聞いてみたいとしたのだ。

 近藤といえば、球界屈指のバットコントロールで知られ、通算打率・307、高い出塁率を誇り宣言すれば、ソフトバンク、地元として縁のあるロッテオリックスなども獲得に乗り出すと見られている。

 侍ジャパンの常連メンバーでもあり、チームでは選手会長を務めるなどリーダーシップにも優れ、あらゆる面で「超優良物件」とされる。

 そんな近藤をめぐっては、日本ハム側も先の指導者候補として考えている。「監督手形」を含め、複数年契約など最大限の条件を提示し、慰留に努めていると見られる。

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