西武打線を6回無安打で抑えた北山亘基は、なぜ先発で快投できたのか?球団OBが解説「駆け引きの中でアウトが取れる」

タグ: , , , , 2023/5/5

北山の好投は新庄監督にとっても心強いはずだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハムは5月4日の西武戦に勝利し、2カード連続の勝ち越しを決めた。この試合のヒーローは間違いなく先発した2年目右腕の北山亘基だろう。昨年の開幕戦に先発登板したものの、オープナーでの起用だったため、この日がある意味“プロ初先発”だった。慣れない先発のマウンドに動揺することなく、6回0失点の圧巻のピッチング。さらには被安打0と6回までとはいえ、ノーヒットノーランをやってのける十分すぎる結果を残した。

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 昨年は抑えとして55試合に登板して、今シーズンも3試合に中継ぎとしてマウンドに上がっていた北山。急な先発転向ではあるが、なぜここまでの結果を出すことができたのか。日本ハムOBの岩本勉氏は4日に自身のYouTubeチャンネルで、「二軍監督や二軍のコーチ、一軍の首脳陣と相談しながら、自分の作り上げたいものを明確に頭に描き、(二軍戦で先発マウンドを経験した際に)『こうやって先発ピッチャーはゲームを作る』『勝つためのレールを敷く』というものをファームの試合の中で感じ取れたんだろうね」と良い準備を二軍で積めたことを挙げる。

 北山は二軍戦で先発マウンドに2回立っており、防御率は2・25と上々。結果を出して自信をつけたことも大きいと思われるが、先発投手としての心構えやゲームメイクを学習できたことが、今回のピッチングにつながったのだろう。

 次に「フライアウト、ゴロアウト、そして三振のバランスがとても良い。『困ったら三振』とかそういうことに偏らず、ちゃんとバッターを見て駆け引きの中でアウトが取れる」と投球内容を絶賛。続けて、「リリーフの時は強いストレートとフォークボールが大半で、時折投げるカーブがいやらしさを見せていた」とリリーフ時代の持ち球を振り返り、「今日はストレート、スライダーが曲がるというよりもジャイロ回転で、曲がるというよりはやってこない」とブレーキの効いたスライダーが効果的に機能していたと語る。

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