「平成の大エース」斉藤雅樹さんが語る、大出世の楽天・銀次、復活の横浜・今永を変えたものとは…？
ジャイアンツのエースとして、在籍19年で6度のリーグ制覇・3度の日本一に大きく貢献した「平成の大エース」斉藤雅樹さん。2019年シーズンは解説者として、さまざまなチームを見ている斉藤さんに、注目の2選手についてお話を伺いました。
捕手から内野手へのコンバートで開花？
―楽天の注目選手、この選手の変貌ぶりは驚いたという選手はいますか？
斉藤：巨人の二軍監督していた時、楽天・銀次を二軍でよく見かけましたね。今は一塁・二塁を守っていますが、以前は捕手をしていて、「ボールが投げられない…」って言われていた記憶もあります。楽天・二軍には、捕手がたくさんいて、なかなか出番もなかった。今の活躍からは信じられないですが、もう終わり、なかなか難しい選手という認識すらありました。でも、捕手から内野手にコンバート、そしたら一軍であっちこっち守って、その姿を見て、「えっ！！あの銀ちゃん？」って（笑）。
―捕手としては結果を出せなかった銀次、バッティングはいかがでしたか？
斉藤：当時からバッティングは良かったですね、器用さもあったし。パ・リーグだったらDHという選択肢もあったけど、そうはいかなかったですからね。大出世ですね、銀ちゃんは。
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