W杯でオランダと同組も「何かを恐れる必要はない」 森保ジャパンを米放送局が激賞したワケ「ファン・ダイクは無敵ではない」
オランダの大黒柱であるファン・ダイクですらも、森保ジャパンにとっては「恐れる相手」ではないという(C)Getty Images
いよいよ本番に向けた機運が高まった。去る12月5日(現地時間)、FIFAはアメリカの首都ワシントンD.C.で北中米ワールドカップ(W杯)の組分け抽選会を開催。出場48か国の顔合わせが決まった。
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注目を集めた日本は、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同居するF組に入った。決勝トーナメント1回戦に勝ち上がった際に、“王国”ブラジルと対戦する可能性もあり、抽選会後のフラッシュインタビューで「厳しい」と繰り返した森保一監督の胸中が穏やかではないのは想像に難くない。
もっとも、アジア最終予選を独走してきた日本に対する海外メディアの期待はすこぶる高い。米スポーツ専門局『ESPN』は、「たとえ最も手強いチームが相手であっても、日本が何かを恐れる必要はない」と断言。2022年に開催されたカタールW杯のグループリーグでドイツとスペインを連破した実績をふまえて「紙面上の下馬評をふまえても、彼らがオランダに次ぐ二番手となる可能性は現実的だ」とした。
今大会で史上初となるベスト8以上を目標に掲げる日本。その“野望”を伝えた『ESPN』は「日本が本来の力を発揮すれば、チュニジア、そしてウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアを退けることは可能」と予測。その上で「彼らの課題は、もはやグループステージ突破だけでは満足せず、16強をも突破し、さらに上を目指すことだ」と発破をかけた。





