「1年目は野球をやりたくないと思った」教え子が語る”名将”野村克也監督の熱血指導

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 昨季限りで現役を引退し、今季からヤクルトの1軍バッテリーコーチ兼作戦補佐に就任した嶋基宏氏が、元ヤクルト監督で「球界の頭脳」と呼ばれた古田敦也氏のYouTubeチャンネル『フルタの方程式』に出演。野村克也氏の教え子2人による対談が実現した。

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 古田氏はトヨタ自動車から1989年のドラフトで2位指名でヤクルトに入団すると、当時監督だった野村氏の熱烈な指導もあり、1年目からレギュラー入り。2年目には首位打者を獲得した。通算では通算2097安打を放ち、中心選手としてヤクルトを5回のリーグ制覇、4回の日本一に導いた。一方、嶋氏は國學院大学から大学生・社会人ドラフト3位で楽天に入団。古田氏と同じく、野村克也監督から捕手としてのイロハをたたき込まれ、球界を代表するキャッチャーに成長し、2013年には楽天球団創立以降初の日本一に大きく貢献した。

 嶋氏は動画内で野村監督とのエピソードを語った。「想像以上に怒られるなと思いました。あと、昨日言ったことと、今日言っていることが違うこともありましたね。ただ、それに対応しないといけないと思いましたし、僕のプロ野球の基礎となっているのは間違いないと思います」と話し、野村監督の教えが基盤となっていることを明かした。

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