プロ野球開幕カードで飛び出した2つの「史上初」とは

タグ: , 2020/6/23

 フタを開けたら、やっぱりプロ野球っておもしろい!

 新型コロナウイルスの影響で、約3カ月遅れたシーズンイン。開幕カードの3連戦では、長いプロ野球の歴史を塗り替える「史上初」の記録が2つも飛び出した。

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(1) 開幕戦で投手の2本塁打は史上初

 打撃が得意な2人の開幕投手がバットでも大暴れした。阪神西勇輝投手は、巨人エース菅野から東京ドーム左翼ポール直撃のプロ初本塁打。広島大瀬良大地投手もDeNA戦(横浜)で国吉から逆方向へ運ぶプロ初本塁打となる2ランを放った。開幕戦で投手の本塁打は2008年の川上憲伸(中日)以来、12人目&13人目だが、投手の2本塁打は初めて。

 大瀬良は3打数2安打3打点、西は2打数2安打2打点。ともに1発だけでなく適時打も放っており、野手顔負けの活躍だった。2人に続くかのように開幕3連戦では投手が打ちまくり、巨人菅野、田口、阪神岩貞、広島床田、ヤクルト山田大、中日梅津が安打を記録。3試合合計で、投手の打率はなんと「3割2分6厘」。昨季143試合の投手の打率は1割3厘、本塁打0だったことを考えれば、驚異的な数字といえる。





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