巨人退団後に大化けした選手たち

タグ: , 2021/12/19

 他球団への移籍をきっかけに活躍するプロ野球選手は多い。

 なかでも人気球団で注目される巨人では力を発揮できず、新天地で花開いた選手は大きな話題となる。長年くすぶっていた大田泰示が、日本ハム移籍後に急成長したのはまさに典型例だろう。

 巨人退団後に大化けした選手たちを振り返ってみる。

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◆大田泰示
(2008年巨人ドラフト1位)

育成を重視する日本ハムで大器が開花した。巨人では松井秀喜の後継として背番号55を与えられたが、期待にこたえられないまま2016年オフに退団。日本ハム吉川光夫と石川慎吾、巨人大田と公文克彦、2対2の交換トレードだった。移籍した日本ハムではチャンスを与えられ、移籍初年度から1軍で100試合以上に出場。2019年には外野レギュラーとして20本塁打、打率.289などキャリアハイの成績を残し、1億円プレーヤーの仲間入りを果たした。2021年シーズン終了後に横浜DeNAベイスターズと契約した。

◆一岡竜司
(2011年巨人ドラフト3位)

中継ぎ右腕として広島3連覇の原動力となった。巨人での2年間は2軍で結果を出しても、1軍では登板機会は少なかった。2013年オフ、巨人にFA移籍した大竹寛の人的補償として広島に移籍。広島の球団幹部が「トレードでは取れない選手が、プロテクトリスト(28人)から外れていた」と言ったのは有名な話。移籍1年目から31試合に登板し、2勝2セーブ16ホールド、防御率0.58と覚醒し、2016年から3年連続リーグ優勝にも貢献。プロ2年目の有望株をプロテクトせずに流出させた巨人の大誤算だった。





◆吉岡雄二
(1989年ドラフト3位)

帝京エースとして全国優勝した右腕は、巨人入団後に右肩を手術。3年目オフに野手転向した。イースタンで本塁打、打点の2冠王に輝く打力を持ち合わせながら、伸び悩んだ。1997年1月、石毛博史とともに、近鉄石井浩郎との2対1の交換トレードで巨人を去った。近鉄では移籍3年目ごろから頭角を現し、主力打者として活躍。2001年には自己最多26本塁打を放ち「いてまえ打線」の一角としてリーグ優勝に貢献した。巨人でわずか5本だった本塁打は、退団後に126発を放った。

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