平成の怪物、松坂引退で思い起こされる一世を風靡した松坂世代

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 残る松坂世代は・・・。

西武の松坂大輔投手(40)が今季限りで引退することになった。昨年から西武に復帰も7月に受けた「脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術」の影響もあって、その後は1、2軍ともに登板なし。動向が注目されていた。日米通算170勝、メジャーでも活躍するなど「平成の怪物」が、23年間の現役生活に幕を閉じることになった。

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 記録にも記憶にも残る選手だった。横浜高3年の1998年に春夏連覇を果たし、夏の甲子園の準々決勝、PL学園戦で延長17回、250球を投げ抜き、決勝の京都成章戦でノーヒットノーランを達成、「松坂フィーバー」を巻き起こした。鳴り物入りで98年に西武にドラフト1位で入団。プロ1年目には16勝を挙げ最多勝、新人王、沢村賞を獲得。同年から3年連続最多勝に輝くなど日本球界を代表する投手として成長した。

 06年オフにポスティングシステムを利用し、レッドソックスと6年契約を結び移籍すると、1年目には15勝、2年目にも18勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇に貢献した。日本代表としてもシドニー、アテネ両五輪に出場し、WBCでは第1回、第2回大会で連続MVPに輝くなど、球界への功績は計り知れない。ただ、近年は肩、ヒジなどのコンディショニング不良に悩まされた。15年オフにソフトバンクで日本球界に復帰すると、16~18年は勝ち星なし。18年オフに中日に移籍後6勝を挙げたものの、プロ入り当初の豪快な投球スタイルから、変化球主体のスタイルへと変わっていた。





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