将来のエースと嘱望されながら25歳で引退…ドラ1左腕の現在地とは

タグ: , 2018/11/28

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回は元ヤクルトの赤川克紀投手についてお話させて頂きます。

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 私がヤクルトのコンディショニングコーディネーターとして在籍していた当時、「ドラ1四兄弟」と異名をとった選手たちがいました。村中恭兵、増渕竜義、由規(佐藤由規)、赤川克紀…06年から4年連続高卒ドラフト1位で入団した投手たちは将来のヤクルトを担う若手の成長株として期待され、私の所属した2010年から2014年にはそれぞれ期待通りの活躍を見せていたのを覚えています。

 「四兄弟」の末っ子が赤川投手。中日と優勝争いを繰り広げた11年にプロ初勝利を挙げるなど6勝3敗、防御率2.03の好成績をマーク。翌12年も規定投球回をクリアし、8勝9敗と先発ローテーションの一角に定着しました。彼の凄いところはマウンド度胸でした。いつでもマイペースで強打者にも臆さない。球速が凄く速いわけではないですがキレのある直球で凡打に仕留める姿は非常に頼もしかったです。

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