佐々木朗希は「心を開いてくれるようになった」 孤独だった“怪物”を支えた仲間たち 変化を生んだブルペン捕手と同僚の助言「自分らしさを忘れるな」
1年目から間近で佐々木を見守ってきたスミス。この名捕手の存在も怪腕復活のポイントの一つとなっている(C)Getty Images
日本の怪物がようやく米球界で産声を上げようとしている。ドジャースの佐々木朗希だ。
ポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を叶えた2025年1月に20球団以上が絡んだとされる交渉戦の末に、ドジャースと650万ドル(約9億8200万円)のマイナー契約を締結した佐々木。自ら「夢」と語った舞台でのプレーを果たした24歳だったが、その船出は前途多難だった。
【動画】圧巻の投球!佐々木朗希がメジャー移籍後最多10奪三振
右肩のインピンジメント症候群に悩まされた昨季は、チームとしても勝負所であった真夏にマイナー降格を経験。秋口にメジャー再昇格を果たしたものの、与えられた役割は本職とは異なるリリーバーだった。
迎えた今季は先発に再挑戦。ローテーション争いを続ける中で、第3の変化球取得に時間を費やし、メカニックの調整も粛々と続けてきたが、春先から状態が安定せず……。レギュラーシーズン開幕間もない3、4月は、5登板(22.2イニング)で、防御率6.35、WHIP1.81、被打率.301と打ち込まれた。
一部では「マイナーで再調整をすべき」とシビアな声が飛んだ。だが、ここにきて佐々木は、ようやく特大のポテンシャルを開花させようとしている。
怪物の変貌ぶりは向上した数字が如実に物語る。5月11日からの直近5登板で防御率2.15、WHIP0.85、奪三振率10.43、被打率.179と支配的な投球を見せ始めたのである。







