勝利への執着心を見せた三河、広島とOTの大接戦を制す

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 3月5日(土)・6日(日)に行われたB1リーグ第22節。シーホース三河は、広島ドラゴンフライズと対戦した。

GAME1、三河は序盤からリズムを掴めず、苦しい試合展開となった。最大19点のビハインドを背負うものの、最終Qに西田、ローレンスⅡが猛追し逆転に成功。しかし終盤に突き放された三河は、大事な1戦を落とした。

GAME2は、1Qから点の取り合いとなるクロスゲームに。2Q以降、全員バスケで着実に得点を重ねていくも、広島の粘りに苦戦。一時リードを許すなど突き放すことができずオーバータイムへ突入。延長戦に入っても両チーム譲らず、残り29秒にガードナーが3ポイント、ローレンスⅡがフリースローを決め、100-94で三河が勝利を手にした。

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―試合結果―
2022年3月5日(土)
三河 ●83 – 92〇 広島
(三河通算成績 16勝16敗)

1Q 三河 14–28 広島


リズムをつかめず、14点ビハインド

スターティング5は、#0オクテウス、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。新加入の#0オクテウスがスターター。

中外バランスよく得点を重ねる広島に対し、#18角野がアウトサイドシュートをタッチ良く決めて互角の入りを見せるも、広島#3辻、#1ケネディに3連続で3Pシュートを射抜かれ、7-17と10点のビハインドを背負う。

#9ローレンス Ⅱのドライブで反撃を開始するが、広島#8エチェニケ、#10ジャクソンに立て続けにバスケットカウントを奪われ、点差を16点に広げられてしまう。

#7長野、#9ローレンス Ⅱのアグレッシブなディフェンスから立て直しを図り、#9ローレンス Ⅱのブロックショットから#54ガードナーがプッシュしてバスケットカウントを獲得。さらにスティールから#9ローレンス Ⅱが走って11点差まで押し戻す。しかし#3辻にブザービーターの3Pシュートを決められ、14点のビハインドで最初の10分を終える。

2Q 三河 35–49 広島(三河 21–21 広島)

一時は2点差に迫るも、再び14点差に

スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#15根來、#19西田、#54ガードナー。

広島#8エチェニケに先制されるも、#9ローレンス Ⅱのドライブ、#19西田との2メンゲームで崩した#54ガードナーが自らのシュートリバウンドを押し込んで反撃。ようやくオフェンスにリズムが生まれはじめる。

#9ローレンス Ⅱはバスケットカウント、#7長野のアシストで鮮やかなアリウープと連続得点。ゾーンディフェンスで粘り強く守り、開始3分に#54ガードナーの3Pシュートで7点差に追い上げる。

広島のタイムアウト後も三河の勢いは衰えず、#19西田は自らディープ3Pシュートを沈めると、#54ガードナーのゴール下をアシスト、相手ディフェンスの動きを見極めてドライブを仕掛け2点差に迫る。

しかしそこから広島に10-0のランを許して再び12点まで突き放される。#15根來のフリースロー、リバウンドからのミドルシュートで喰らいつくも、終了間際に再び広島#3辻に3Pシュートを決められ、14点差に戻される。

3Q 三河 60–74 広島(三河 25–25 広島)

激しい点の取り合いに

スタートは、#0オクテウス、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

広島#1ケネディ、#19西田がアウトシュートを决め合いスタートした後半はアップテンポな点取り合戦となる。#54ガードナーの3Pシュート、#0オクテウス、#18角野、#19西田のドライブで追走するが、広島もそれ以上のペースで得点を重ねられて点差を縮めることができない。#7長野の連続3Pシュート、#9ローレンス Ⅱが連続で6得点を挙げるが、14点差変わらず、最終Qへ突入した。





4Q 三河 83–92 広島(三河 23–18 広島)

西田のバスケットカウントで逆転するも、終盤突き放される

スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#15根來、#19西田、#54ガードナー。

9ローレンス Ⅱのアタックで先制。泥臭いディフェンスから立て続けにスティールを誘発し#19西田がファストブレイクで連続得点を挙げて追い上げムードを作る。さらにディフェンスリバウンドから#54ガードナーが走ってバスケットカウントをもぎ取る。

ローレンスが果敢にリングに向かいフリースローで加点。さらにパスワークでディフェンスを揺さぶってコーナーの#19西田が3Pシュートを射抜き、77-78の2点ビハインドでオフィシャルタイムアウトを迎える。

残り4分、#19西田がドライブで切り込んでバスケットカウントを獲得。フリースローをしっかりと決めて79-78と逆転に成功する。

広島に#24メイヨの3Pシュート、#10ジャクソンの連続得点で再び5点のリードを奪われるが、#54ガードナーがリバウンドで粘り、それを#9ローレンス Ⅱの得点につなげて食らいつく。しかし終盤広島に突き放され、83–92でGame1を落とした。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

今日は広島さんの出だしにインサイド、アウトサイド両方ともにシュートをやられてしまったことが全てだったと思います。

2Q目以降はディフェンスを頑張って自分達のペースになり、3Qは互角に、4Qと良い感じにはなっていきましたが、最初、ゲーム勘が無くて練習通りにならなかったことが今日の反省点だと思います。

明日は1Qからしっかりできるように頑張りたいと思います。

広島ドラゴンフライズ カイル・ミリングヘッドコーチ 試合後コメント

素晴らしいゲームだったと思います。選手一人一人がモチベーションを高くバスケットボールをやっていたと思います。

マーフィー選手を休ませると決めていましたのでその分他のプレーヤーたちがレベルアップをして臨まなければいけないとミーティングで話して選手を送り出しました。

その結果いいプレーを一人一人がしていましたし、自信もどんどんと膨れ上がっていったのかと思いますし、全体的にいいディフェンスもできていたのかと思います。

今日の勝利はクラブとしてもファンの皆さまとしても、僕らにとってもいい勝利だったのかと思います。

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