B1リーグ・シーホース三河、秋田に悔しい敗戦で2022年最終戦を飾れず

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 シーホース三河は、12月30日(金)、31日(土)に2022シーズン最後となる試合をCNAアリーナ☆秋田で秋田ノーザンハピネッツと戦った。

 30日の第1Game、第1Qは序盤はリードを許すものの、タイムアウトで立て直すと西田が連続3Pシュートで巻き返し、長野も3Pシュートを決めるなど一気に攻め込み、20-17で終える。第2Qは一転して我慢の展開、一進一退の攻防を繰り返すも残り4分半で細谷がB1リーグ個人通算400回となる3Pシュートも決め、36-32と4点リードで折り返す。

 第3Qも三河ペースで試合を進めるも残り1分で秋田・キッドの3Pシュートで追い上げられ54-51と僅差で最終Qへ突入。第4Qは秋田の粘り強いディフェンスに得点を伸ばせず、同点に並ばれる。残り4分で秋田・キッドの3Pシュートで逆転を許すと、ターンオーバーから速攻につなげられて立て続けに失点。62-74で悔しい敗戦となった。

 迎えた31日のGame2、出だしからリードを許す重い展開。秋田のタイトなディフェンスに苦しめられる。開始4分にガードナーが初得点を挙げるも、一時は12点のビハインドを背負う。その後、ガードナーの3Pシュートなどで第1Qは13-18で終了。

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 続く第2Q、三河は猛攻をしかける。橋本のドライブで先制すると、ローレンスの3連続得点などもあり、同点に追いつく。一進一退の攻防は続き、36-39で終了。

 迎えた第3Qは秋田にリードを広げられる場面もあったが、細谷がスピードでインサイドをこじ開けて連続得点とすると、一時は45-45と試合を振り出しに戻した。しかしその後はシュートが入らず、秋田・川嶋の3Pシュートで再び先行された。最後はローレンスのアタックで食らいつき、50-55で終了。

 最終第4Q、西田が積極的にアタックをしかけてガードナーのリバウンドで先制するが秋田・カンターに2本の3Pシュートを決められ、再びリードを広げられる。オフィシャルタイムアウト明けにはガードナーが超ロングシュートを決めるなど流れを持ってきたかのように見えたが、続くオフェンスでミスが出て勢いを止めてしまう。最後は71-79と2022年のラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。

―試合結果―
2022年12月30日(金)
秋田 〇 74 – 62 ● 三河
(三河通算成績 10勝15敗)

1Q 秋田 17–20 三河

長野、西田が高確率に3Pシュートを決める

スターティング5は、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

序盤はオフェンスが重く、秋田#12川嶋の3Pシュート、#00ザックのゴール下などで9-2と先行される。タイムアウトで立て直すと、#19西田が連続3Pシュートで巻き返し、#7長野の3Pシュートで1点差に追い上げる。

残り2分に#21橋本のアタックから#22シモンズのゴール下を決めて14-15と逆転。#22シモンズのミドルシュート、#7長野の3Pシュートで抜け出すが、終了間際に秋田#7キッドに3Pシュートを決め返され、3点リードで1Qを終える。

2Q 秋田 32–36 三河(秋田 15–16 三河)

シモンズがリング下で存在感を発揮し、4点リードで折り返し

スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#21橋本、#22シモンズ。

開始から約4分間得点を奪えず、ターンオーバーから秋田に走られて逆転を許す。それでもディフェンスで我慢し、#22シモンズのダンク、#13ジャワトの3Pシュートで追いつくと、残り4分半に#4細谷がB1個人通算400回達成となる3Pシュートを決めて、再びリードを奪う。

その後は一進一退の点の取り合いとなるが、#22シモンズのリバウンド、#54ガードナーのユーロステップで得点を重ね、4点リードして試合を折り返す。

3Q 秋田 51–54 三河(秋田 19–18 三河)

ガードナーを中心に二桁リードを奪うも、終盤追い上げを許す

スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

#54ガードナーのアタックでディフェンスを収縮させて#32シェーファーが3Pシュートを沈め、#54ガードナーの1on1でリードを広げる。

秋田は#7キッドのアタック、#12川嶋で3Pシュート追随するが、#54ガードナーのドライブ、#7長野の3Pシュートで対抗。#54ガードナーの連続得点で、残り3分に41-52と二桁リードを作る。

#19西田がファストブレイクを決めて三河ペースで試合を進めるも、残り1分から秋田#3大浦のファストブレイク、#7キッドの3Pシュートで追い上げられ、3点リードで最終Qを迎える。

4Q 秋田 74–62 三河(秋田 23–8 三河)

オフェンスが失速。ターンオーバーから失点し痛恨の逆転負け

スタートは、#7長野、#19西田、#13ジャワト、#22シモンズ、#54ガードナー。

秋田の粘り強いディフェンスに得点を伸ばせず、秋田#3大浦の連続得点で56-56と並ばれる。

それでも#22シモンズのリバウンドで前に出て、#54ガードナーのパワーアタックでリードを保つが、残り4分に秋田#7キッドの3Pシュートで逆転されると、ターンオーバーから速攻につなげられて立て続けに失点。3Pシュートで打開を図ろうとするも決め切ることができず、残り1分半に秋田#17中山のボーナススローで二桁ビハインドを背負う。残り49秒も秋田#7キッドに3Pシュートを決められ、74–62で敗れた。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

ゲームの入り方は良かったんですけれど、離すべきところでミスが出ました。

ターンオーバーが18となってしまい、我々としても不甲斐なく、ミスから相手にファストブレイクで点数をやられてしまったところがあります。

体のキレがない中で自分達がドリブルで頑張ってミスしたところも多かったので明日は自滅しないように、シュートで終われるようにしたいと思います。

リバウンドや3Pに関してはしっかりみんなが意識してやってくれていたと思いますが、ターンオーバーに関しては計算外というかあれでは勝ちようがないという数でした。最後の最後までミスが続いてしまったことは大きな反省点です。

秋田さんは最後まで粘り強く素晴らしいプレーでした。

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