海外FA権を取得 巨人・小林誠司の「未来」は?ファンから熱望される「移籍先」とは

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今季が4年契約の最終年となる小林(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人小林誠司捕手が10日、海外FA権を取得した。

 2013年ドラフト1位入団、今年でプロ10年目を迎える。今季は9試合の出場にとどまり、8打席7打数無安打、打率・000(10日現在)となっている。

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 4年契約の最終年を迎える小林にとって今季は「勝負の年」ともいえるが、背水の陣で厳しさを増しているのは、ポジションを争う大城卓三の打撃の好調さにもある。

 9日のDeNA戦でもサイ・ヤング賞右腕のバウアーから一発を放つなど、大城はすでに5号をマーク。打率も・323まで浮上している(10日現在)。リード面の課題は再三指摘されながらも、先発マスクを任されているのは、ひとえに「打てる捕手」としてチームへの貢献が評価されていることにある。

 また小林にとっては、「スガコバ」としてファンにも親しまれてきたエース、菅野智之が出遅れていることも存在意義を薄くする要因ともなっている。

 すでにチームでは5日の中日戦で今季初スタメンマスクをかぶった山瀬慎之助など若手の台頭も進んでいる。何といっても小林は課題の打撃に上がり目が見られないのが、苦しい状況を生んでいるといえそうだ。

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