高津監督が6月と異例の時期に契約延長 すでに退任表明済みの指揮官も、今最もクビが危ないのは…

タグ: , , 2022/6/15

 ヤクルトは14日、高津臣吾監督と2024年まで新たに2年間契約延長することで合意したと発表した。今季が3年契約の最終年だった。

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 高津監督は球団を通じてコメントを発表。「非常に光栄に思います。強いスワローズをつくるために、全力を尽くして頑張ります」と決意を口にした。

 6月という異例の時期の契約延長となったが、それも納得という実績を残した。就任初年度の2020年は最下位に沈んだが、まいた種が実った昨年は6年ぶりのリーグ優勝を果たし、20年ぶりの日本一まで駆け抜けた。また、今季は14勝4敗という高い勝率でパ全6球団に勝ち越す完全優勝で交流戦を制覇。ここまで2位・巨人に7ゲーム差をつけ、リーグも独走態勢に入っている。

 これで2024年シーズンまで、5シーズンにわたり指揮を執ることが決まった。長期政権となる。ヤクルトで連続5年以上監督を務めるのは、9年の野村克也、7年の若松勉に次ぎ史上3人目だ。

 チームも先々をにらみながら、今季の戦いにより集中することができる。様々なプラスの相乗効果を生みそうなアナウンスだった。

 では他球団の監督たちの契約状況はどうなっているのだろうか。

 春季キャンプ前に、これまた異例の今季限りでの退任を自ら表明したのが阪神・矢野燿大監督だ。このタイミングでの発言は多くの賛否を呼んだ。チームは開幕9連敗というまさかの滑り出し。退任発言が悪影響をもたらしたという指摘が相次いだが、チームは交流戦で12勝6敗の2位と息を吹き返した。





 現在セ・リーグ4位まで浮上し、CS出場圏内の3位・広島とは2ゲーム差。退任発言の悪影響などどこへやらだ。もっとも今後は来季就任する新監督の人事も俎上に上がってくる。新たな名前が浮上するたびに、プレーする選手たちの心理にどんな影響があるのかは不透明だ。

 巨人・原辰徳監督は、3年契約を満了した昨オフに新たに3年契約を結んだ。チームは若い先発投手陣を育成しながら、ここまでリーグ2位をキープ。大きな失速などない限り、来年もそのままユニホームに袖を通すことになりそうだ。

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