やっぱり本物!巨人のドラ1ルーキー・浅野翔吾の真の敵はメディアか

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(C)Getty Images

 噂に違わぬ実力の持ち主であることは、疑いようがありません。

 巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18・高松商業)の評判が日に日に高まっています。現在はジャイアンツ球場で行われている新人合同自主トレに臨み、そのスイングスピードを見た首脳陣や報道陣からは、あらためて惚れ直したとの声が相次いでいます。

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 スポーツ紙のデスクが言います。

 「巨人にとって、浅野は救世主でしょう。昨年は借金4の4位とBクラスに沈んだ原巨人ですが、ドラフト会議で浅野を引き当てたことで、チームのムードが一気に明るくなりました(笑)。高卒というと素材型がほとんどですが、浅野はかなり完成されている。早い段階での一軍昇格も、十分あり得るでしょう」

 そんな浅野にとって、警戒すべき相手は…セ・リーグの好投手ではなく、まずはメディアだと言うのです。

 前述のデスクが言います。

 「12球団のルーキーの中でも、巨人のドラ1は別格というのが我々の共通認識です。しかし、近年は抽選負けの影響もあって、甲子園のスターがドラ1に来なかった。その意味では2014年の岡本和真以来の盛り上がりです。その分、プレッシャーに負けてしまう例も多々ある。メディアとの付き合い方をどうしていくのかも、プロとして大切なことです」

 成功例は松井秀喜さんでしょう。

 「松井の性格もあったと思いますが、番記者は与党メディア、野党メディアを問わず、みんなゴジラが大好きでした。松井もまたスポーツメディアを愛していたし、お互いがいい関係で切磋琢磨できたと思います。与党紙のスポーツ報知がストイックな姿勢を報じる一方、東スポがAV好きにスポットを当てたりとか(笑)。しかも基本的に『何を書いてもOK』なので、自然と『応援していこう』という空気になったわけです」(前述のデスク)

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