エンゼルス激震で大谷翔平の「トレードの可能性が高まる」球団売却なら放出有力と米大手メディアが指摘

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(C)Getty Images

 エンゼルスのオーナー、アルテ・モレノ氏は現地時間23日(日本時間24日)、球団の売却を検討していることを表明した。

 突然のこのニュースにより、今季も「二刀流」として投打で活躍を続ける大谷翔平の去就に大きな影響を及ぼすと、海外メディア『CBS SPORTS』が伝えている。

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 同メディアは「オオタニのトレードの可能性が高まる」と銘打たれた記事で、「この難しい決断は完全に私たちの選択であり、熟考に値するものだったが、私と家族は最終的に今がその時であるという結論に達した。このプロセスを通じて、我々はファン、従業員、選手、ビジネスパートナーにとって最高の利益のためにフランチャイズを運営し続ける」という、モレノ氏のコメントを掲載。その上で「モレノのプロセスが売却につながった場合、その展開はショウヘイ・オオタニのトレードへの道を開く可能性があるため、リーグ全体に大きな影響を与えることになる」と指摘している。

 さらに「オオタニは28歳、フリーエージェントまであと1年で、その時点で巨額の契約を要求することは確実だ。新オーナーは、マイク・トラウトやアンソニー・レンドンに与えたものを含め、すでにいくつかの大きな義務を背負っており、購入を完了するために財政的なレバレッジをかける必要があるだろう」とスター選手を抱えるエンゼルスの現状にも言及している。

 また「この状況は、ワシントン・ナショナルズがファン・ソトを放出した状況に匹敵するものである」として、同じく球団が売りに出されているナショナルズが今月、ソトをパドレスにトレードしたケースに繋がると見解を示している。

 他にも記事では、「オオタニの最優先事項はゲームに勝つことであり、新オーナーがその望みを受け入れ、移籍となることも十分考えられる」と指摘。シーズンも終盤に差し掛かる中での衝撃的なニュースにより、エンゼルス球団、そして大谷の未来について、さらに大きな注目が集まっていくことは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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