「世界最高の舞台をリトルリーグにした」米老舗誌が大谷翔平をMVPに猛プッシュ!「ルースでさえも達成したことがない」

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(C)Getty Images

 “投打W規定”到達で、大谷翔平がMVPにふさわしいという声も多数見られる。

 現地10月5日(日本時間6日)、エンゼルスの大谷翔平は敵地オークランド・コロシアムで行われたアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。5回1失点のピッチングを見せ、負け投手にはなったものの、今季の投球回が「166」となり、史上初の“投打W規定クリア”を達成した。

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 4日(同5日)には、ヤンキースのアーロン・ジャッジがア・リーグのシーズン記録を61年ぶりに更新する62号本塁打を放った。歴史的な記録を更新する2人に対して、現地メディアやファンの間で過熱しているのが“MVP論争”だ。

 米スポーツメディアの『Sports Illustrated』は公式Twitterで「オオタニがア・リーグMVPを獲得すべき理由を説明します」とツイートし、「ショウヘイ・オオタニはアーロン・ジャッジを抑えてア・リーグMVPを受賞するにふさわしい」というテーマの記事を投稿。記事には「オオタニがやっていること、そして2年連続でやっていることは、誰もやろうとはしない。彼の偉業はあまりに稀で、比較対象が1人しかおらず、大谷の偉業を正当に評価することはできない」とし、「オオタニは世界最高の野球舞台を、まるで自分だけのリトルリーグにした」とした。

 また、現地紙『Los Angeles Times』も「ジャッジが今年達成したことは、以前から行われていたことだ。ジャッジの62本塁打は、バリー・ボンズの1シーズン記録にあと11本足りない。サミー・ソーサは3度、マーク・マグワイアは2度、ジャッジの記録を更新している」とし、「オオタニがやっていることは、ベーブ・ルースでさえも、これまで達成したことがないのだ」と、大谷の記録が“史上初”であることに注目し、こちらも大谷を擁護していた。

 今シーズン歴史的な数字を残した大谷とジャッジ。果たしてどちらのスターに“MVP”の勲章が渡るのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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