「過去15年で最高の選手だ!」大谷翔平、”10奪三振&2打点&盗塁”の新たな歴史をつくる大活躍に現地大興奮!

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大谷がまた、MLBの歴史に新たな1ページを刻んだ。(C)Getty Images

 現地時間7月6日(日本時間7日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、敵地ローンデポ・パークで行われたマイアミ・マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で出場。打者としては、第1打席は見逃し三振、第2打席はサードゴロ、第3打席はレフト前ヒット、第4打席は四球、第5打席はレフトフライと、4打数1安打1盗塁。投手としては、7回を投げきり、2安打10奪三振、1失点(自責点0)の快投で8勝目を手にした。

【動画】二刀流で新記録を樹立した大谷翔平の2点タイムリーをチェック!

 6月の試合から21イニング無失点を記録し、投手として無双状態にある大谷は、ここまで6連勝中とこちらも絶好調のマーリンズに挑んだ。

 この日の大谷は初回、先頭打者を味方のエラーで出すと、続く打者に二塁打を打たれ、無死2、3塁のピンチをいきなり迎える。ここまで無失点記録を更新していた大谷に期待がかかったが、犠牲フライを打たれ、無失点記録はここでストップ。後続を抑えた大谷は、続く2回にも四球とヒットでピンチを招いたが、ここは無失点で切り抜けた。

 エンゼルス打線は相手の先発トレバー・ロジャースに完璧に抑えられていたが、5回の攻撃でチャンスが訪れる。ヒットや死球などで2死満塁の大チャンスを迎え、主砲・トラウトの押し出し死球で同点に追いつくと、続く大谷は2-2と追い込まれた5球目の外角高めの97マイル(約156.1キロ)を逆方向へ上手く弾き返す。この打球が広く空いた三遊間をキレイに破る勝ち越しの2点タイムリーヒットとなった。

 自らのバットで自身を援護するという二刀流の大活躍で勢いに乗った大谷は、この日最速となる101マイル(約162.5キロ)のストレートを武器に、5、6回を三者凡退に抑える完璧なピッチングを披露。味方打線の援護もあり、5-1のリードで余裕をもって投球できた大谷は、7回を投げ切ったところで降板した。

 この日の大谷は、初回に許した1失点(自責点は0)のみ。3試合連続となる2桁奪三振を記録し、さらに打者としても逆転タイムリーで2打点を挙げ、盗塁まで決める大活躍を見せた。『ESPN』によれば、この日の「10奪三振・2打点・盗塁」という活躍は、1920年に打点が公式記録となって以来、誰も成し得なかった歴史的記録だという。

 この偉業に現地メディアやファンが反応。『FOX SPORTS』のアナリストのベン・バーランダー氏は、「今夜のショウヘイ・オオタニは、1試合で2打点1盗塁、10奪三振を記録した歴史上初の選手となった」と、その偉大さを伝えれば、現地ファンも「過去15年で最高の選手だ」と大谷を絶賛した。

 これ以上ない結果を投打で残す大谷。生きる伝説のプレーから今後も目が離せない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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