大谷、メジャーで自己最多のシーズン7勝目!早くも過熱する年俸論争とは

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 エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・投手」として出場。6回を投げ、3安打2失点6奪三振で自身6連勝、メジャーでの自己最多記録を更新する7勝目をマークした。

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 打者としては初回に右腕・ベリオスのシンカーを捉え、左中間を抜く二塁打をマークすると四球、中飛、見逃し三振と3打数1安打1四球。前日に14戦ぶりとなる38号が出たことで2試合連続と期待された本塁打は出なかった。

 一方、注目を集めたのは大谷とシーズンMVPを争うとされるゲレーロJr.との「投手対打者」の直接対決。試合前にはマドン監督も「100年に1度のこと、見逃すな!」と盛り上げムード一色だったが、実際に現在本塁打王争いを1、2位で争う打者どうしが、「投手」と「打者」に分かれて対戦するのは史上初めての歴史的対戦となった。

 注目の第1打席はゲレーロJr.に初球を左翼線へ運ばれ、思わず苦笑する大谷。4回一死二塁で迎えた第2打席はスライダーで空振り三振を奪うと、6回一死無走者で迎えた第3打席は最終的には四球となったが、この日最速となる99マイル(159キロ)をマークするなど、アドレナリン全開となった。結果は2打数1安打1四球。チームも6―3と勝利したため、注目された対決は大谷に軍配が上がった形だ。





 一方、7勝目をマークし、シーズン開幕前から二刀流の指標として注目されていた「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」もこの勢いなら十分に可能性がある。

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