大谷 いよいよラストスパート!「今年の大リーグは大谷翔平のシーズン」有終の美を飾れるか

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 エンゼルス・大谷翔平投手(27)は14日(日本時間15日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に「2番・DH」で先発出場。相手右腕ジオリトとの対戦、第1打席は空振り三振、第2打席は見逃し三振、第3打席は右腕ライトとの対戦に四球、第4打席は三ゴロ。最終第5打席も左腕フライに対し、3球三振で4打数無安打に終わった。現在45号をマークして首位のゲレーロJr(ブルージェイズ)、44号をマークしている大谷に一発は出なかったが、3位のペレス(ロイヤルズ)に43号が出てこれで大谷と1本差に迫った。

【写真】投打二刀流を取り上げるスポーツ・イラストレイテッド10月号表紙



 
 好相性の場所でも結果は残せなかった。ホワイトソックスの本拠地ギャランティード・レートフィールドではこの試合前まで通算6試合の出場で24打数10安打の打率4割越えと相性の良さは抜群。この日の試合でも追い込まれる前に初球から積極的に振りにいったが、期待された本塁打は出なかった。

 一方、この日注目を集めたのは米誌「スポーツ・イラストレイテッド」。23日(同24日)発売の10月号で大谷が表紙を務め、大々的に取り上げられることが分かった。表紙は投手と打者の2バージョンが用意される破格の扱いとなっている。

 同誌公式サイトは14日(同15日)に「大谷翔平は、新しいベーブ・ルースなんかじゃない。それ以上にアメージングだ」とする記事を公開。二刀流として前人未踏の道を歩む大谷の挑戦を、多方向からとらえた興味深い記事となっている。





 その中で同誌は「10月に何が起ころうとも、今年の大リーグは大谷翔平のシーズンとして記憶されるだろう、それだけ大谷の二刀流としてのパフォーマンスは、野球史上最も素晴らしい年だったと」と称賛。ほかにも今季の活躍の象徴として8月18日(同19日)のタイガース戦、投手として8回を6安打1失点、8奪三振で8勝目を挙げ、「打者・大谷」としても8回にメジャー最速となる40号を放った試合をあげた。

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