塩試合?朝倉未来VS牛久絢太郎の一戦を元PRIDE戦士はどう見たのか

タグ: , , , , , , , 2023/4/30

判定3-0で牛久を下した朝倉。MMA復帰戦を勝利で飾った(C)RIZIN FF

 4月29日に東京・代々木第一体育館で行われた「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」。メインマッチとなった牛久絢太郎vs朝倉未来の一戦が賛否を呼んでいる。

 試合は元RIZINフェザー級王者の牛久が1ラウンドからグラウンドに引き込み、3ラウンド通してこう着する展開に。判定3-0で朝倉が勝利したが、盛り上がりに欠ける試合内容に会場内やSNSでは「朝倉対牛久、普通に塩試合だったな」「格闘家・朝倉未来の帰還って感じでバチバチの試合も見たかったから、膠着状態が続く感じはちょっと渋い」など様々な声が上がった。

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「ケージではなく、リングになったらまた違う展開、結果があったかもしれないですね」とは、同試合を観戦した元総合格闘家の大山峻護さん。

 1年4か月ぶりの総合格闘技(MMA)復帰戦を勝利で飾った朝倉に対して大山さんは、「試合はなかなか決定打がない、我慢が強いられる展開でした。その中で朝倉選手は久しぶりのMMAの試合で、凄まじいプレッシャーや、いろいろな葛藤があったと思うんですけど、勝利をおさめたというのは一流のメンタルとフィジカルだと思います。朝倉選手は格闘技ファンだけじゃなく、世間の期待までも背負っていますから、自分がしたい、見せたい試合ではなかったかもしれないです。でも、これで負けたら彼のこれからの人生がひっくり返ってしまうような復帰戦で、どんな試合展開でもしっかりと勝利をもぎとれるというのはすごいことです。朝倉選手は肉体がすごく変わっていたように見えましたので、MMA復帰戦に向けて相当フィジカルを鍛えてきたんだと思います。ケージの対策もしっかりしてきたと思います。勝たないといけない試合、勝って欲しいところで、どんな展開でも勝ちきれるのは、やはりスターですね」と、少ないチャンスをものにしたスター性を称賛。

 一方の牛久に対しては、「牛久選手も実力的には遜色ないように思います。なかなか決定打がなかった中で、牛久選手は3ラウンドにテイクダウンを取れたことが大きかったです。この大舞台で自分が考えてきたこと、練習してきたことを実行できるのは、実力がある選手ならでは。下に引き込んだり、バックハンドを見せたりして作戦を遂行していましたけど、朝倉選手の圧が想像以上にあって、決め切れなかったのかなと思います。でも、これだけ注目された大会で朝倉選手とメインで戦った経験はこれから大きな財産となるので、ぜひ力に変えて欲しいですね」とエールを送った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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