ドラ1から数年で戦力外も 期待のドラ1が活躍できない理由を球界OBが解説「1位だけど30点もある」

タグ: , , 2022/10/31

 オリックスは2021年のドラフト1位・椋木蓮投手と来季の選手契約を行わない旨を通告したと発表した。9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、来季は育成契約を打診しているとみられるが、入団わずか1年での戦力外通告は異例だ。

 また、2020年にドラフト1位で巨人に入団した平内龍太や、2018年のドラフト1位の髙橋優貴らも戦力外から育成契約を結び直すとみられている。

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 期待のドラフト1位ですらわずか数年で戦力外になる厳しい現実に、千葉ロッテマリーンズや日本代表の正捕手として活躍した元プロ野球選手の里崎智也氏は、これには明確な理由があると断言。

 自身のYouTubeチャンネルで「ドラフト1位指名が絶対活躍するとは限らない」と話し、その理由を「そもそも何点の1位かによる」と語った。

「ドラフト1位は100点満点と思われるが、そうでもない。ドラフト1位は必ず1年で12人出る。ということは、100点中30点だけど1位という人もいる。豊作の時もあれば不作の時もある。逆に3位だけど違う年なら1位だったということもある。1位だったけど30点ということもあれば、2位だけど90点ということもある。だから1位だから絶対というのはない」と語り、「過度な期待をしてもダメ」と苦言を呈した。

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