TBS感謝祭マラソン、「走塁の神様」が「箱根V4」の走りに脱帽。元巨人・鈴木尚広が青学大・下田に…

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鈴木尚広公式ホームページより


 一昨年現役引退した元巨人・鈴木尚広氏(39)がTBS系列大型バラエティ番組「オールスター感謝祭2018春」の「赤坂5丁目ミニマラソン」に初参戦。優勝候補としても期待がかかったが上位進出はならず、「皆さん、本当に早かったです。(優勝した)青山学院大の下田(裕太)君は速かった。抜かれた瞬間、これに乗っかってついていこうとかそういうレベルでなかった」と脱帽した。

 出演依頼を快諾した2月上旬から青山学院大・原晋監督が作成した練習メニュー「感謝祭メソッド」で走力を強化。多忙な合間を縫って4キロ、6キロと毎日走りこんだ。アップダウンが激しいコースを想定して準備も怠らない。レース終盤の高低差12メートルを誇る「心臓破りの坂」を駆け上がるスタミナを養うため、自宅近くの傾斜のきつい上り坂を何度も走りこんだ。

 本番の1週間前。39.6度の高熱で「のどが痛くてご飯が食べられなかった」と食事も満足に取れず、体重は3キロ減った。練習を本格的に再開したの3日前。想定外のアクシデントも「せっかく走る競技で出演オファーを頂いた」と意気込んでいたが、悔しい結果になった。

 赤坂の街を1周900メートルの距離を4周する計3.6キロの距離を走るコースは過酷だった。「過去に東京マラソンなどマラソンには何回か出ているのですが、全くの別物。スタミナではなく筋持久力、耐乳酸力が必要なレースで新たなチャレンジでした」と分析して前を向いた。

鈴木尚広公式ホームページより

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[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

鈴木 尚広(すずき・たかひろ)

1978年4月27日、福島県相馬市生まれの39歳。相馬高から96年ドラフト4位で巨人入団。俊足好打でチームに貢献し、昨季限りで現役引退した。代走で132盗塁は日本記録。盗塁成功率は.829で200盗塁以上の選手では最も高い。通算1130試合出場で打率.265、10本塁打、75打点。身長180センチ、体重78キロ。右投両打。
公式サイト https://suzukitakahiro.com/

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