阪神サトテル 「かばいきれない」首脳陣を激怒させた「あの悪癖」とは

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 仏の顔も・・・。阪神は20日の広島戦(マツダ)に3ー5と敗れた。守乱が足を引っ張ったとあって、首脳陣も怒りを隠せなかった。

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 注目を集めたのは2点リードで迎えた7回の場面だ。一死一、二塁の場面。3番手浜地が小園に右前打を浴びると、右翼を守る佐藤輝がボールをつかみ損ねてまさかの後逸。三塁で止まっていた坂倉の生還を許し1点差に迫られると、なおも一死一、二塁の場面。磯村の打ち取ったかと思われた打球を今度は中堅の近本が落球。これで一死満塁の場面を作ると、続く羽月のセカンドゴロの間に1点を許し、3ー3の同点に。野間に勝ち越し適時打、さらに菊池に右前適時打を許すなど、このイニングだけで4失点。5ー3と試合をひっくり返された。

 試合後、この場面について質問を受けた矢野監督は「「本人に聞いてくれよ!」と怒りを隠せなかったという。日頃から選手を責めない姿勢を貫く矢野監督には珍しく、それだけこの日のボーンヘッドが痛かったことをあらわしていた。

 昨年まで4年連続で12球団最多の失策数を記録。不名誉な記録がクローズアップされていたが、今季開幕当初はリーグ最少の失策数を維持するなど、ナインは頑張っていた。ところが今やリーグ3位の53を記録。おなじみの「悪癖」が最近は顔をのぞかせているとあって、首脳陣も怒りを隠せなかった。

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