アベック満塁弾の阪神・ボーアとサンズ 驚異の勝率の7月と両助っ人の成績を徹底比較

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 全国虎党の歓喜の雄叫びが聞こえてくるかのようだった。阪神のボーアとサンズ、両助っ人選手が28日のヤクルト戦で圧巻のグランドスラム共演をやってのけた。


 まずは「バースの再来」と期待される5番ボーア。3番サンズの安打などでつくった2回2死満塁のチャンス。相手先発イノーアの真ん中低め147kmを右翼席へ運んだ。2試合連発となる7号満塁本塁打で、早くもリードを7点差に広げた。

 そして4回、今度はサンズが右翼席へ続いた。再び2死満塁で、2番手坂本の外角高め148kmを叩き、この試合チーム2発目となる満塁弾(6号)を架けた。

 試合は20得点の圧勝。これでチームは2位ヤクルトにゲーム差なしと肉薄した。開幕3連敗で出遅れ、7月2日には今季ワースト借金8の最下位に沈んでいた。一時は他のセ・リーグ全5球団の借金を一身に背負ったほど。その出遅れの元凶とされたのが、ボーア、サンズという期待の両大砲の不振だった。

 サンズは練習試合で状態が上がらず、開幕は2軍で迎えた。開幕4番を任されたボーアは、いきなり4タコでスタート。結局巨人との開幕3連戦は全試合4タコの12打数無安打で終えた。

 その後も凡打の山を築き、ネット上では「バース2世」「バースの再来」は禁句、という言葉が飛び交う始末。初安打は5戦目のヤクルト戦。この時点で打率・053という散々たる成績だった。

 きっかけは7月4日の広島戦。この試合、3安打猛打賞で浮上への足掛かりをつかむと、6月のA級戦犯が一気にヒーローへと変貌を遂げた。翌5日は満塁本塁打でチームの今季初連勝へ貢献。ボーアと同じく息を吹き返したチームは、そこから14勝4敗1分けという驚異の勝率をマークし、悪夢の6月が終えると歓喜の7月が待っていた。






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