「勝ちきれない部分がある」球界OBから指摘される 岡田阪神に足りない「ピース」とは

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クリーンアップを務める打者として岡田監督も期待している。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神は9日のヤクルト戦(甲子園)を1-1の引き分けで終了。注目を集めた首位攻防の3連戦は1勝1敗1分けで終わった。

 4時間29分のロングゲームも疲労感が残った。チームは12残塁の拙攻。中でもクローズアップされたのは開幕から5番を打つ佐藤輝明だった。初回一死満塁の好機に打席が回ってくるも、空振り三振に倒れる。満塁とあって転がせば、得点に結びつくシチュエーションでもあったが、この場面で空振りというところが悩みの深さにつながっている。この日は8回無死二塁でも空振り三振に倒れるなど、4打数無安打3三振、最近5試合でわずか1安打と打撃の状態が心配されている。

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 若き主砲の状態に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は9日に更新した自身のユーチューブチャンネルで3連戦の12球団の戦いぶりを振り返った。その中で阪神・佐藤輝についても言及している。

 首位攻防となった阪神・ヤクルト戦に関して高木氏は「これから鍵を握るのは、佐藤だな」と話し、現在34イニング連続適時打なしと決定打に欠くチームのキーマンとして若き主砲を指名した。

 オープン戦から状態が悪く心配されていた4番の大山悠輔には当たりが出始め、1、2番を打つ近本光司中野拓夢とチームの攻撃の形ができていることからポイントゲッターとなる佐藤輝の不振がチームに影を落としている。こういった点を受け、高木氏も「サトテルが状態が悪いから(チームが)勝ちきれない部分がある」、「サトテルが打つともう少し(チームが)楽になる」とした。得点力が上がらないのは佐藤輝だけの問題ではないとしながら、若き主砲に奮起を求めた。

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